岸田首相はきのうの記者会見で、5月で打ち切るはずだった電気・ガス料金の補助を、8月から10月まで再開すると発表しました。事前には予想されていなかった補助金の「お代わり」に、経産省も困惑しています。
「急な話でビックリ」 電気・ガス代補助再開、急転換に官僚困惑 https://t.co/HzzXXvEhI6
岸田文雄首相は21日、5月使用分で打ち切るはずだった電気・ガス料金の補助を、8月から3カ月間の期間限定で再開すると発表した。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) June 22, 2024
これぞ「火だるま」
異次元の自己保身 岸田文雄 電気・ガス料金への補助金「8月から3か月間」復活表明に国民の怒り殺到!!https://t.co/fG0iuNDyEg pic.twitter.com/bC2Jtim1hK
— himuro (@himuro398) June 21, 2024
もともと「異常な値上がりに対する臨時措置」だったはずの補助金が、ずるずると延長。
6/22日経「電気・ガス8~10月補助」電気代が大幅に上昇したので補助を再開し、ガソリン補助金も年内は続けると岸田首相が表明。それによって物価を0.5%押し下げるというが、その原資は税金で、いずれ増税で国民に返ってくるのだから、この理屈はおかしいですよね。
— 橘 玲 (@ak_tch) June 22, 2024
電力需給がタイトになる8月に、補助金で気代を下げて電力消費を増やす倒錯した政策です。
真夏の電力需要期に電気代を補助して、電力消費を増やすなんて信じられない。
エネ庁が節電要請しているとき、首相が電気をもっと使えというのか。— 池田信夫 (@ikedanob) June 21, 2024
【日本バラマキ百景⑥】
選挙が近づくと発作のように始まるしかし、その場しのぎのバラマキは、かえって日本をダメにしていきます。電気・ガス代を下げるなら、無駄な脱炭素政策を直ちにやめ、化石火力や原子力への投資を促すべきです。https://t.co/RKM7V4e8jF
— 幸福実現党政務調査会 (@hr_party_prc) June 22, 2024
エネルギー政策としても、行き当たりばったり。改革を先送りして目くらましばかり。この背景には、9月に迫った自民党総裁選挙があります。
岸田首相、総裁選出馬へ意欲示す 支持率低迷で党内は強まる退陣論 https://t.co/q7p9hcyQMu
今朝の時点で斎藤経産相さえ「いつまでも続けるものではない」と言っていたガソリン補助金さえ、継続決定。
なりふり構わぬ延命策に周囲も「おかしい」と思っているはず。何も言わないのか。— 冨名腰 隆 Takashi Funakoshi (@funakoshi_ta) June 21, 2024
今のところ総裁選は有力な対抗馬がいませんが、こんな首相を再選すると、来年までにある総選挙では、まさかの政権交代の可能性もります。自民党のみなさんの奮起に期待したい。