財政赤字が深刻化する中、いつ国債が消化できなくなるかとか長期金利が上がるかといった問題が話題になりますが、かりに国債が永遠に消化できるとしても、現在の高齢者の消費を将来世代が増税や年金保険料の増額で負担しなければならないという世代間格差の問題が残ります。その規模も、生涯収入で60代以上と20代で7000~8000万円も違うという世界最大の格差です。
これは税や年金だけではなく、中高年の雇用を守る規制が強いために、雇用調整が新卒採用の抑制によって行なわれ、結果的に大卒の「就職浪人」が2割を超えるという形でも世代間の格差が拡大しています。しかし政治家の反応は鈍く、民主党の代表選でも、この問題は争点にさえなっていない。この問題をどう考えればよいか、また格差を是正するには何をすべきかについて、みなさんの投稿を募集します。投稿規定はこちら。