Memento Mori, Carpe Diem 2.0(MBOのご報告) - @ogawakazuhiro

株式会社モディファイをMBOしました。
MBOとはマネージメントバイアウトの略で、日本語でいうと経営陣による企業買収のことです。

モディファイはそもそも僕が創業したベンチャーですが、2010年7月からオプトグループの傘下にはいっていました。今回、ピュアなテクノロジーベンチャーへの原点回帰をするために、MBOを選択しました。

MBOするにあたっては数ヶ月にわたる交渉と協議をしてきましたが、一貫してオプトの社長である鉢嶺さんと、同じく会長である海老根さんの理解と厚情をいただけたことが何よりの支援になりました。”起業家の気分”を誰よりも深く知るお二人ならではと思っています。


今回のMBOによって、株式会社モディファイは経営陣100%保有の会社になりました。
同時に取締役会には常勤役員として僕と、モディファイの財務担当GMであった崔宗浩(僕も浩です^^)が就き、非常勤取締役として古い友人でもあるITジャーナリストの林信行さんを始めとして2名が加わりました。合計4名のボードメンバーで舵取りを行っていきます。

表題にしたMemento Mori, Carpe Diemについて以前エントリーをしたことがあります。また、起業するという意味と就社ではなく正しく就職する意義についても別のエントリーを書きました。

今回のMBOは、これらのエントリーで皆さんにシェアしようとした”起業家の気分”を、再び自ら形としてお見せすることでもあると思います。批評家にならず、自分自身の手で何かを成し遂げることを目指すこと。昨今ではソーシャルゲーム以外の企業にはあまり良いとはいえない波模様の国内のベンチャー市場ですが、モディファイという海賊船を再び出航させるのに時機を選ぶことはせず、意気軒昂として帆を揚げていきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

– 小川浩 ( @ogawakazuhiro )