長島大陸では、7月1日(金)より、地域おこし協力隊発案の映画館設立のためのクラウドファンディングを開始いたしました。
地域おこし協力隊員が地域で自立・定着・起業するためのビジネスプランを、ふるさと納税を活用した寄附を通じて応援します。(九州で初めての取組です。)
移住者の斬新なアイデアで「漁協の冷蔵庫」が「クールな夜の遊び場」に大変身
長島大陸は、最寄りの映画館まで車で片道三時間!若い移住者を集める上で、夜の遊び場の乏しさが課題でした。
そんな中、東京から地域おこし協力隊として移住したIT企業出身の3名:土井隆(30歳)・神明竜平(27歳)・太田良冠(25歳)がシェアハウス中の漁協の冷蔵庫敷地内で始めた「夜の遊び」が長島町内で注目を集めています。
「スクリーンは山」「天井は星空」の屋外空間で全く新しい映像体験を実現
漁協の冷蔵庫の敷地は山を四方に切り開いた一角で、その山の一方にプロジェクタで映像を映すと巨大なスクリーンが出現。
山で囲まれた敷地で、周りに民家も無いため大音量で音楽を楽しむこともでき、夜は街灯もなく漆黒の闇になることを逆手に取った長島大陸だからこそ実現できる新しい天然の映画館です。
この施設は冷蔵庫からとって「ICE BOX Nagashima」と名付けました。
クラウドファンディングで映画上映環境づくりの資金調達を開始
現状は市販の安価なプロジェクタを使用しており、輝度が十分ではないため暗い映像を楽しむことができません。クラウドファンディングを利用して寄附を募り、高輝度の業務用プロジェクタや音響機器、鑑賞施設などを充実させて町外からも人を呼んでイベントが可能な高いクオリティーのエンターテインメント施設にしていきます。
ユナイテッドピープル社の協力で映画作品を上映
ユナイテッドピープル社は、環境問題や人権問題、幸福観についてなど、社会的なメッセージ性のある映画(主にドキュメンタリー)を配給しています。ただ鑑賞して終わりではなく、映画のなかで扱われている社会課題についてや、作品にこめられたメッセージについて、鑑賞した人同士で考える場を大切にし、「市民上映会」の輪を広げています。
長島大陸では、ユナイテッドピープル社の映画作品を定期的に上映していく予定です。
東京のIT企業出身の地域おこし協力隊員がプロデュース
・土井隆(30歳):楽天株式会社などを経て、2015年10月に長島大陸に移住。ITによる地方創生に取り組んでいます。
・神明竜平(27歳):DeNAを経て、2016年6月に長島大陸に移住。地方の教育課題をITによって解決するための活動を行っています。
・太田良冠(25歳):株式会社ルクサを経て、2016年2月に長島大陸に移住。一次生産者とレストランをつなぐ取り組みを行っています。
ぜひ皆さんもICE BOX Nagashima応援してください。
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<井上貴至(長島町副町長(地方創生担当)プロフィール>
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「公私一致」という働き方
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編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2016年7月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。