TBSは悪質。記者レクでの調査チームの作業の前提としては熟度の高くない彩湖よりも「海の森が明らかに本命であって」という私の一言をわざと捻じ曲げて、曲解解釈して流した。
「彩湖は今からの検討はムリ」という説明の中の一言。すでに着工している海の森に対抗できる案は限られ、既設の長沼、海の森の仮設化案だけという説明がその後続く。全体に繰り返し、「海の森」「海の森の仮設」「長沼」の3つが候補であり、今後検討していくと説明。調査チームが海の森を本命にしたと報じるのは、明らかに曲解。報道機関としての良識のかけらもない。
ちなみに、新聞は全紙正しく「選択肢が3つに絞られた」と報じてくれた。
編集部より:このブログは慶應義塾大学総合政策学部教授、上山信一氏のブログ、2016年10月22日の記事を転載させていただきました。転載を快諾いただいた上山氏に感謝いたします。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、上山氏のブログ「見えないものを見よう」をご覧ください。