『死なないために生きるのは御免です』心の叫びご覧ください‼︎

前回の「食」についてのブログには、多くの反響をいただきました。ブログのコメント欄やFacebook、Twiterを通じて、本気で私のことを思うメッセージをもらいました。

私も人間ですので、落ち込むこともしばしばあります。思わず弱音を吐露してしまうのが前回のブログです。そんなとき、皆様からのメッセージが胸にしみます。

メッセージの中で、自分の家族がコミュニケーションが難しい病気の患者で、私のブログを通じて家族の思いを推し量っている、といった内容をよくいただきます。

どんな重症患者も、意思疎通は難しくても、必ず思いを持っています。しかもそれは、自分への思いではなく、大切な家族への思いです。

『死なないために生きるのは御免です』

きっと患者はそう思っています。患者は守られたいのではなく、大切な人を守りたいのです。自分が死なないために生きるのに、大切な家族が犠牲になる負担を強いるのが耐えられないから、ALS患者の7割は人工呼吸器をつけずに死を選びます。こんなにも理不尽なことはありません。

私はALSは受け入れますが、その先の悲しい結末は到底受け入れられませんし、同じような境遇の方にも受け入れて欲しくないです。

現実問題、私のような24時間介護が必要となる患者が、自分らしく家族と笑って暮らすためには、クリアすべきハードルがたくさんあります。でも、自分らしく家族と笑って暮らす先輩患者がいるのも事実です。やればできるはずなのです。

どうか力を貸してください。患者が自分らしく生きることにトライできる社会を、一緒に目指してください。私も少しずつですが、動き始めます。

恩田聖敬

なぜALS患者の7割が死を選ぶのか?
http://blog.livedoor.jp/onda0510/archives/7250359.html

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ブログ:創業への思い
http://blog.livedoor.jp/onda0510/archives/4335409.html

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この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏(岐阜フットボールクラブ前社長)のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年11月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。