小さな市町村に官僚らを派遣する地方創生人材支援制度で、鹿児島県長島町に派遣されて、2度目の正月を迎えた。残された任期は、短い。
僕がいたときだけ、盛り上がるのでは寂しい。何が残せるか、何を伝えられるか、日々考えている。あらゆる場面でメッセージを語り続けること、そして、場や雰囲気を変えていくことだ。
成熟した大人をすぐに変えるのは難しいことだし、傲慢だとさえ思う。では、何を変えられるかといえば、自分であり、場や雰囲気だ。だからこそ、今は、場や雰囲気を変えていくことに力を入れている。
長島町のChikirinことお図書さんの力強い協力で、長島町役場の階段がリノベーション!
「地域の主役は住民だが、主役だけのチームはありえない。地域づくりは、仲間づくり。長島が大好きな仲間を増やしたい」などメッセージをカラフルに彩ってくれた。
みんなで制作した「長島大陸食べる通信」もこのとおり。職員、町民の方が立ち止って、読んでくれている。長島町の隠れたヒーローたちに光を当てていきたい。
「自助、共助、公助のうち、みんなで助け合う共助が、今の日本に求められている」などメッセージにも力を込めた。新聞記事や雑誌の特集なども掲載、長島大陸のさまざまな地方創生の取組についても丁寧に伝えていきたい。
長島町役場は誰でもウェルカム!皆さんもどうぞ!
机の上のホワイトボードなど打ち合わせしやすい環境も整えています。
<井上貴至(長島町副町長(地方創生担当)プロフィール>
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68458684.html
<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち」
学生・卒業生への熱いメッセージです!
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68581524.html
編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2017年1月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。