日本の男性研究者は多数愚劣!

Yahoo!ニュースの記事「日本の女性研究者は少数精鋭!日本の論文数、女性が男性上回る」を読んだ友人の女性研究者が怒りのメールを送ってきた。

2011―15年の研究者1人当たりの論文数について、日本では女性が1.8本で男性の1.3本よりも多く、「日本では女性研究者のキャリア構築が他国より難しいだけに、生き残っている多くの人が有能なのではないか」との解釈を、記事は示している。

記事中のグラフを見ると女性研究者の論文数は欧州・米国・カナダと大差がないのに、男性研究者の論文数は日本だけ目立って少ないことがわかる。日本の女性研究者が優秀というよりも男性研究者の程度が著しく低いのである。僕の友人は、記事のタイトルは「日本の男性研究者は多数愚劣!」とすべきだという。「日本では女性研究者のキャリア構築が他国より難しく、一方、男性研究者は無能でも生き残っている」と解釈すべきだと主張する。この意見は基本的に正しい。エルゼビアは英文論文を対象に分析しているので、百歩譲って無能でないとしても、日本の男性研究者は国際化が不十分である点に間違いはない。

エルゼビアからの英文レポートには、科学技術振興機構ダイバーシティ推進室渡辺美代子室長へのインタビューが載っている。要約すれば、女性研究者は家事も負担しながら効率的に研究するのに慣れているという意見である。それはその通りかもしれないが、ダイバーシティという観点では女性研究者の地位向上に力を尽くすだけでなく、無能な男性研究者を優秀な女性に置き換える手段も考えるべき時期が来ているのかもしれない。

ところで、エルゼビアは何を頼りに研究者の性別を知ったのだろうか。これも英文レポートに記述があった。名(ファーストネーム)のデータベースを各国ごとに持っていて、それと照合して性別を推定したそうだ。

キラキラネームの子供は性別が分かりにくいから、データベースによる判別は今後改善が必要になるだろう。一方で、キラキラネームの子供たちは、性差を意識せずに研究者になってほしいものだ。