こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
昨日は都議会議事堂内にもらった仮控室にて、上田都議は明日の質疑の準備、私は新会派の設立に伴う事務作業などに勤しんでおりました。
たった二人の少数会派となり、やることの負担も増えて大変にはなりますが、自由に情報発信をし、質疑を思い切りできる喜びに勝るものはありません。
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さて、党を離れてからありがたいことに様々なメディアから取材を受けておりまして、政局とはちょっと離れて先日はこんなインタビューを受けました。
「テレビで一発当てたわけじゃない」〜”ブロガー議員”音喜多氏が訴えたネット発信の重要性
https://abematimes.com/posts/3102779
なかなか刺激的なタイトルがついていますけど(苦笑)、総選挙期間中である今だからこそネット発信の重要性を説いたものです。
上手くまとめて下さっているので、ぜひ本文をすべてお読みいただきたいですし、「政治家がネット発信する意義」的な部分で掲載されなかったお話をオマケで致しますと。
現代のような情報化社会では、ネットを中心に様々な情報が溢れるようになって、それに簡単に人々がアクセスできることでより「情報リッチな社会」「豊かな社会」になっていきます。
もちろんそこにはベースとなる「確かな情報」が必要になってくるのですが、ビジネスや恋愛、日常のお役立ち情報に比べると、政治の世界の一次情報はネット上にまだまだ少ないのが実情です。
特に地方政治なんてものは壊滅的な状態で、都政についてネットで調べている人からは
「都政の政策課題についてググって調べると、オトキタさんのブログしか出てこないんですけど…」
と言われることが何度もあります。本当に。
それぞれの地域で活動する政治家たちが、地方政治について質の高い一次情報を発信することで、人々がそうした情報を簡単に手に入れられるようになる。
この繰り返しによって、政治や社会の質はどんどん向上していくのだと私は考えています。
前にもどこかで書いた気がするけど、大事なことなのでまた繰り返し!
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そして夜はこちらの番組にお声がけいただき、色々としゃべってきました。選挙期間中でも「縛り」が少ないのが、ネットの大きな強みですね^^
「ミスター情報公開(by佐々木編集長)」
という称号もいただきまして、もし私が新党を創るなら…ということで
「所属議員には何らかのSNSは毎日、ブログの更新は週3回以上を義務付ける」
ということを言いましたが、あながち悪くないんじゃないかなと感じています。
常日頃から情報発信を続けることは、自分が変節していないか、いつの間にか政策や理念を捻じ曲げていないか、有権者からフィードバックをもらう機会を創ることでもあります。
もちろん私自身、都民ファーストの会の間に発信してきたことを消すつもりはありませんし、その時の自分とは今後もずっと向き合っていかなければならないと思っている次第です。
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選挙期間中は更新が活発になる政治家のSNSも、選挙が終わった瞬間に「SNS墓場」が随所に誕生するこの世界。
有権者の皆さまにはぜひ、一票を投じたその後も、政治家たちに情報発信と約束の履行に対するチェックを続けていただきたいと願うばかりです。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏のブログ2017年10月16日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。