Halloweenである。勤務先の大学でパーティーがあった。狂乱の盛り上がりだった。
このイベントにしてもそうだが、なんでもかんでも「インスタ映え」が期待されているように思う。店舗にしろ、スイーツにしろ、ファッションにしろ、Instagramに載せて自慢できるものに過度に傾いていないか。時には、Instagram疲れが起きていないか。つまり、Instagramで自分をよく見せようとしたり、人のアカウントを見て劣等感を感じたり、あるいは痛いと思ったり。
もう、我々国民は我慢の限界である。ウンザリなのだ。
昨日、こんなツイートをしたら、そこそこ拡散した。30を超えるいいねがついた。そう、Instagramに疲れている場合ではないのである。人のInstagramはそこそこにスルーし、自分は思ったものを思ったように投稿する。これが中年のInstagramのポイントだ。
とにかく、自分の感情の赴くままにアップする。人の評価など気にしない。公序良俗に反するもの以外、とにかく適当に載せる。見られようなんて考えてはいけない。ハッシュタグもなるだけつけない。
これが中年のInstagram道だ。
インスタ映えなど目指すな。
インスタ蠅くらいでちょうどいい。
君は君のインスタをやるのだ。
人の評価なんか気にしている場合ではないのだ。
編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2017年10月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。