このエントリーは連載です。
第1話:真剣と覚悟の意味
第2話:サイボウズ式「意思決定」
360度評価などを導入したが、誰も自信を持って説明できない評価になったサイボウズ。
結局のところ、給与はざっくり決めるしかないという。
大事なのは公平性ではなく、メンバーがミッションに向かって毎日楽しく働くことだ。給与の配分はそれを実現するための手段に過ぎない。公平性を追求した結果、楽しく働けなくなるなら本末転倒だ。(P146)
多様性がある組織では、社員同士の比較は困難。だから、社外に目を向けよう!その人がもしサイボウズを辞めて転職するなら、果たして給与はいくらになるだろうか、「市場性」という視点を導入。
そして、社員はいつでも転職できるのに、あえてサイボウズで働き続けたいと言ってくれる。この状態が理想だと考えたという。
目から鱗とは、まさにこのこと。
目標管理を給与制度と切り離した途端に、自分の成長を引き出すための便利なツールに変わり、業務にやりがいを与えてくれるようになったという。
これからの働き方に大きな示唆を与えてくれます。
もっと知りたい!
●サイボウズ式「意思決定」
●真剣と覚悟の意味
●サイボウズ松山オフィス
●育児休暇の先へ「育自分休暇」
<井上貴至 プロフィール>
<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち」
学生・卒業生への熱いメッセージです!
<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!
編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2017年12月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。