こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
今回初めて都民の皆さんから来年度の事業提案していただき225件もの応募をいただきました。ありがとうございます。提案への投票を今日から22日まで行いますので都知事になったつもりで査定をしてみてください。皆さんと一緒に都民ファーストの都政を創り上げていきましょう!https://t.co/BRkTrGBSmW
— 小池百合子 (@ecoyuri) December 8, 2017
以前にブログで取り上げました「都民による事業提案制度」。225件の応募があり、その中から絞り込まれた事業に対して「都民によるネット投票」が開始されました。
国の一歩先を行く「オープンガバメント」の取り組み。東京都で住民提案型予算がスタート!
http://otokitashun.com/blog/daily/16078/
10億円という規模で試行が始まった本制度ですが、これは極めて画期的&効果的な取り組みであると考えています。従前の繰り返しになりますが、こうした制度により
・行政や議会の目が届かない分野に政策が反映される
・将来的に行政や議会をスリム化することができる
・住民の政治参加の意欲が高まる
など、多岐にわたる効果が期待できます。
先の一般質問においては、この事業提案制度について知事が答弁した際、これに否定的な議員サイドからは
「だったら議会がいらないじゃないか!」
とのヤジが飛んでいましたが、まさにその通りで、これからは情報化社会の進展に伴い、議員たちはこうした制度やアイディアと切磋琢磨しなければ生き残れない・不要論に抗えない時代に突入しているのです。
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実際にネット投票までコマを進めた事業を見ますと、なかなかユニークなアイディアが並んでいます。
例えば、IT・ICTを高齢化対策や消防団活動の支援に活かすもの。
あるいは、空き店舗や空き家を「シェア」して、女性活躍や高齢者の企業を促すもの。
空き家等を活用したシニア向け小規模シェアオフィスの整備支援事業
などなど、「IT(ICT)」や「シェア」といった時代の潮流を捉まえた提案が多いように感じます。
こうした前例の作りづらい(=行政が手の出しづらい)先端アイディアを、「都民からの提案だから」という理由で新規採用できるという点で、硬直化しがちな行政サイドにとってもメリットがあるのではないでしょうか。
さあ、早速わたしも投票だ!と思ったら、
ぐごごごご!
どうやら、都職員と都議会議員に投票権はないようです…まあ、そりゃそうか。。
というわけで、ぜひぜひ都民の皆さまは、私に変わってナイスなアイディアに貴重な一票をよろしくお願い致します!投票期間は22日(金)までとなっています。
投票はコチラから↓
https://secure.mediatv.ne.jp/index.html
今回、残念ながら採用には至らなかったアイディアについても、有益なものについては議会などでも取り上げていきたいですね。
私もすべてのアイディアを改めて、じっくり勉強してみたいと思います。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏のブログ2017年12月11日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。