「政治塾ブーム」は終了?それでも政界のために「政治塾」が重要な理由

音喜多 駿

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

最近よく若狭さんとは番組や対談企画でご一緒するので(この2人は仲良しです?!)、色々な方に

「若狭さんの政治塾ってどうなったの?」
「というか、若狭さんって元気?」

ということを聞かれたりするのですが、若狭さんが主催する「輝照塾」は無事に第二回が先日開講されたようです。

●若狭氏が衆院選惨敗を総括 前原氏の「全員合流」発言が、小池氏の「排除」発言につながったと指摘
●若狭氏『輝照塾』に90人参加 講師の長島昭久氏「9条信仰みたい」

そして元気かどうかという点については、下記の動画を御覧ください。

https://twitter.com/blue_kbx/status/942257508357251072

先日、テレビ番組の企画で医師に「余命7年」と診断された若狭さん。何かのスイッチが入ったのでしょうか…。

お元気そうで何よりです。笑

さて、昨年4000人以上の塾生を集めた「希望の塾」が大ブレークし、続いて若狭さんも塾を開講。

にわかに「政治塾ブームか?!」と言われましたが、衆院選が終わって選挙もしばらくないということもあって、すっかりブームが下火になったような印象があります。

しかしながら、私はこうした政党や政治家が主催する政治塾や、あるいは民間のシンクタンクが行っている政策塾というのは、非常に政界にとってプラスになるものだと考えています。

もちろん「政治塾」の期限を辿れば江戸末期の松下村塾くらいまで遡れますし、これまでも常に一定の存在感があったことは確かですが、政治の世界になんの縁もゆかりもない人間が

政治塾で学ぶ→公募を経て選挙に立候補→当選!

という流れが一般化してきたのは、やはりここ数年程度の話しではないでしょうか。

「公募」による議員たちが「魔の二回生」などと呼ばれて問題視されている一方で、これまで政界にはいなかった人材をリクルートしてきたという功績が上げられます。

何を隠そう私自身が政治塾出身で(みんなの党が主催していた「みんなの政治塾」)、おそらくこの政治塾ルートが存在しなかったら、私のようなカネなし・コネなしの人間が都議会議員になるのは難しかったんじゃないかと常々思っています。

なので「政治塾」というシステムには、個人的にとても感謝をしているし、もっともっと発展して欲しいと願っています。

そこで私も僭越ながら、地方議員や2019年統一地方選挙志望者向けのプチ政治塾(というより有志勉強会)の立ち上げ準備をしているわけですが、

「政治家や政党が主催するものは、色が付きすぎてちょっとな…」

という方には、民間主催のものがあります。以前にも一度取り上げた、私の友人が事務局を努めている政策シンクタンク「青山社中」の政策学校をご紹介しておきます。

青山社中リーダーシップ・公共政策学校
http://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension

12月までの講座はすでに受付が終了しているようですが、1月からスタートする医療・社会保障編と、2月からの議員・政治家志望者向けの政策実務講座は、まだ空きがあるようです。

こうした政治塾・政策学校に行くメリットは、知識の獲得以上に志を同じくする仲間と出会えることにもあります。

培った人脈で政治家の事務所でインターン・選挙ボランティアなどになり、政治家・議員になるという例も散見されます。

青山社中の政策学校OBには、先般の都議選で都議会議員になった方も!

ご興味ある方は、ぜひ一度ホームページを確認してみてはいかがでしょうか。

私の勉強会(プチ政治塾)についての詳細は、年明けには発表できる予定ですので、もうしばらくお待ち下さい^^

それでは、また明日。


編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2017年12月18日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。