よしもと☓eスポーツ!

吉本興業eスポーツ事業記者会見@渋谷∞ホール。
吉本興業がeスポーツ事業に本格参入することを決定、その発表です。
司会は田村淳さんです。
冒頭、あいさつ致しました。

「eスポーツ、が新しい産業、新しい文化、新しいスポーツになります。
世界市場は年32%成長をみせていて、プレイヤーは世界で1億人。
2022年アジア大会で正式種目に採択されたので、
2024年パリ五輪での正式種目化が期待されます。
すると2020年東京五輪はプレ大会、ということになります。

日本はゲーム大国だが、eスポーツ後進国。
それがいよいよ本格的な離陸の時を迎えます。
さきごろ、eスポーツの統一団体、日本eスポーツ連合が発足し、プロライセンスを発行することになりました。
これで大きな大会が日本で開催されるようになり、海外にも日本代表を送れるようになります。

本格的なスポーツビジネスとして成立する状況に国も注目していて、私が座長を務める政府・知財本部でも、国家戦略としてeスポーツの振興策を議論する予定です。

スポーツマネジメントに熱心な吉本興業がeスポーツ企業としてチャンピオンフラグを取るとともに、6000人の芸人を抱える吉本が新しい楽しみ方・鑑賞法も開発してくれることを期待します。
2018年は日本のeスポーツ元年。
日本がeスポーツ大国に成長することを祈ります。」

吉本は「よしもとデトネイター」を結成し、フィリピンを拠点に選手を育成して、Dota2部門で世界一を目指すそうです。
オーバーウォッチ部門「よしもとエンカウント」、シャドウバース部門「よしもとリバレント」、ポッ拳部門「よしもとエクストラクター」も結成します。

ゲーム実況・配信、ゲームイベント実施も。
盛り上げるよしもとのゲーム芸人。
井上さん(次長課長)、藤田さん(トータルテンボス)、菅さん(パンサー)、池田さん(しずる)。

次長課長・井上さん「井上聡のごきげんよう、ゲームです」を出版、自称プロ。
トータルテンボス藤田さんも劇場の空き時間ずっとゲームしているとか。
パンサー菅さんは冠番組「それゆけゲームパンサー」を持つ。
しずる池田さんは「ブレイブフロンティア」でゲーム実況。

よしもとクリエイティブエイジェンシー所属のプロゲーマーも誕生。
芸人と違って契約があるそうですw
ジョビンさん、西澤祐太郎さん(裏切りマンキーコング)、小池龍馬さん。
ストリートファイターVでジョビンさんvsゲーム芸人対戦しましたが、プロはさすがの腕前。

よしもとGAMINGプロ選抜大会を開き、上位入賞者を期間限定でプロ契約、
夏に開催される世界最大の格闘ゲーム祭典「evo」@ラスベガスに送り出す予定です。
ケチな吉本がホンマかいな?という声多数。
ホンマかいな!という意気込みでお願いします。

詳しい記事がこちらに。
「吉本興業がeスポーツ事業に進出!プロチーム運営や実況配信、イベント、大会の実施など多角的な活動を発表」
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1110301.html


編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2018年7月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。