こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
議会日程ど真ん中の土日、昨日は前々から招待を受けていた大学・ボランティア団体時代の先輩の結婚式へ。
土日に議会日程が食い込んで参加できないかとヒヤヒヤしてましたが、なんとか参加できて良かった…!
本日は豊洲市場「土曜マルシェ」のダンスステージに長女が出演!…するので見に行きたかったのですが、大学時代から大変お世話になっている先輩の披露宴です。受付という大役を仰せつかり、朝からパタパタしております。挙式も終わり、まもなく披露宴。午後からは赤羽→西荻窪と応援演説に向かいます。 pic.twitter.com/9O6DYPVSM6
— おときた駿(あたらしい党 代表 /都議・北区選出) (@otokita) 2019年2月23日
「都議会議員が受付に立っていたら面白そうだから」
という理由でアサインされるわたし(笑)。お世話になった偉大な先輩に逆らうことはできません。
依頼された3分間スピーチもそれなりに笑いが取れたようで、ほっと一安心。
私と同様、新婦側が再婚となるステップファミリー。息子さんを含めて3人での挙式は、笑顔溢れる素敵なものでした。
O先輩一家の末永い幸せを、心より祈念しております!
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さて、このO先輩の結婚式で面白い取り組みだなーと思ったのは、「引き出物レス」&「招待状レス」というもの。
「引き出物」って高価な食器などがもらえて、ニーズとマッチすれば嬉しいこともある反面、どうしても使わなくなって食器棚やタンスの肥やしとなってしまうこともあるじゃないですか。持って帰るのもなかなか重たいですし。
そこで今回、新郎新婦側からは事前に「引き出物の要不要」がヒアリングされていました。
「引き出物はいらないよ」と回答した人の相当額だけ、慈善団体に寄付されるという仕組みです。
なんだかとっても良いことをした気分になりますし、私はとても好感を持ちました。引き出物ビジネスをしている業界はすごい嫌がりそうだけど(笑)。
さらに、こうした「引き出物の要不要」も含めて、「招待状の要不要」についても事前にアンケートが。
実際、今の時代には結婚披露宴の出欠って、事前にメールやLINEで確認しているわけで、その後に招待状を送る→返送するってほぼ儀式的な意味合いしかないですよね。
今回、新郎からはグーグルスプレッドシートが送られてきて、二次会の出欠・引き出物の要不要・招待状の要不要まですべて記入できるようになっていましたので、ここに「招待状はいらない」と回答すれば、お互いにめっちゃ手間が省けて一石二鳥です。
式場が提案してくる招待状の作成費ってけっこう高いので、これもトレンドになって定着してしまったら、結婚式場側が苦い顔をしそうですね?!
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他にも今回の結婚式ではありませんが、参加費(ご祝儀)がLINE Payでその場で払えるという仕組みもありました。ご祝儀袋もそのうち、いらなくなるかも?あ、祝儀袋を作っている業界から(以下略
加えて今回、受付を担当していて、受付で記入する「芳名帳」も事前アンケートで住所を聞いていれば必要ないわけで、少なくとも住所欄はカットして時間短縮できるなーと思いました(直筆署名は記念にもらうとして)。
うーん、「結婚式って、そんな合理的にやるもんじゃないだよ!!」というご意見が全般的に飛んできそう(苦笑)。
ただ、若い世代を中心に「色々と『あるべき論』に縛られている結婚式は煩わしい」という考えが広がってきていることも確かで、合理化できる部分は合理化する、ある意味での「手軽な結婚式」がもっと普通になると良いなと思いました。
これから結婚式を挙げるという方は、ぜひこうした様々なものを「レス」していく取り組みを参考にされてはいかがでしょうか。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、あたらしい党代表、東京都議会議員、音喜多駿氏(北区選出)のブログ2019年2月23日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。