復興を応援する企業 ~ ヤフー、トラストバンク

8年目の3月11日が終わりました。14時46分にはオフィスで社員全員と黙祷。静かに仕事に打ち込みました。いま大災害発生時の政府物資対応の見直しに関わっていますが、こうした仕事を続けたい原動力は、8年目にあると感じます。

ヤフーの渋谷駅前広告(井上貴至氏ブログより:編集部)

おとといはまた、多くの企業が復興を支えてくれた1日でもあります。特に、ヤフーがトップページから全面的に復興をアピールしたり、渋谷駅前で津波の恐ろしさについての意見広告を出されたことに気づいた方も多かったと思います。

3.11企画 いま、わたしができること(ヤフー)

東日本大震災の津波、もしも渋谷に来ていたら…ヤフーが巨大広告(ハフポスト)

ヤフーは、昨年発生した西日本豪雨からの復興も応援してくれています。先日、甚大な被害をうけた愛媛県宇和島市とヤフーは協定を結び、この3月11日には宇和島復興にむけた寄付ページも紹介してくださりました。結果、4千人の方から75万円の寄付をお預かりできています。RCFがオーナーになっていますが、全額、宇和島の復興の取組に使わせて頂きます。(寄付は受付継続中です)

被害額350億円を超えた宇和島の復興のため、いま、もう一度支援を届けたい – Yahoo!ネット募金 

ふるさと納税関連大手のトラストバンクも、3月11日を機に、復興関連のふるさと納税を特集してくれました。

ふるさとチョイスより

平成生まれの3.11 一人一人の復興の形 (川浦 万由子さん)|ふるさと納税サイト〔ふるさとチョイス〕

私達が関わっているところでは、現在、釜石市が保育所を民泊施設にリニューアルするための費用を寄付いただくために、ふるさと納税に取り組んでいます。こちらもお陰様で200万円弱の寄付を頂いており、300万円の目標に近づきつつあります。(こちら返礼品も素晴らしい物産ばかりですので、ぜひ寄付を検討頂ければと思います)

被災漁村コミュニティを再生!旧保育所を民泊施設にリノベーションし、漁村ならではのもてなしで、訪れた方々との交流を生み出す!

3月11日は過ぎましたが、東北や西日本の復興にむけた取組は続きます。こうした取組に参加いただけることで、日常的にも復興の様子を目にできると思います。日本全国の歩みを、ぜひ応援ください。


編集部より:この記事は、一般社団法人RCF 代表理事、藤沢烈氏の公式note 2019年3月12日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は藤沢氏のnoteをご覧ください。