こんにちは!黒坂岳央(くろさかたけを)です。
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「年収1000万超えの男性と結婚したい」というトピックがガールズちゃんねるに立てられ、大きな話題を呼びました。3,000件ものコメントが寄せられ、多くはネガティブな反響が寄せられています。
私自身、一応「年収1,000万円以上ある男性」という条件を満たしているので、このような声に対してどう感じるのか?を考えてみたいと思います。
トピ主の理想にネガティブな意見が寄せられる
トピ主は次のように相談をしています。
年収1000万超えは、日本の労働者のたった4%だそうです。
そこから更に未婚の適齢期の男性となると、1~2%くらいになってしまうでしょうか…。
主は26才、大卒、普通のOLです。
身近にはそこまで高収入の男性はいないです。
どこに行けば出会えるのかも分かりません。
できればそんな人とお近づきになりたいのですが、もう今更無理でしょうか?
高収入の男性と結婚した方、お付き合いしている方、教えて下さい。
ガールズちゃんねるでは、「共感した!そう思う!」という意見と感じたら「+」をクリックし、「共感できない!そう思わない!」と思えばその逆に「-」がつけられるシステムになっています。トピ主の相談には、+226、-772(2019年4月13日11時時点)となっており、大きくマイナス側になっています。多くの意見は、
あなたはその金額に見合う価値があるのか?
「条件ばかりで下品だ」
と厳しいものが目立ちます。
高収入は魅力の一要素でしかない
確かにお金は人生において重要な要素です。どれだけお金があっても困ることはありませんから、「あればあるほど尚良い」という感じでしょうか。しかし、結婚相手はお金ではなく、お金を持った人間です。性格や価値観が合わない、年齢が合わないなどその他のマッチングしない要素を残して、高収入というだけで結婚をしても絶対に幸せになることは出来ないのです。
実際、昔は貧しかった私も起業や投資でそれなりに経済的豊かさを得ましたが、生活レベルはそこまで変わりませんし、口座の残高をただ増やす作業は面白いと思いません。「お金=幸せ」ではないことに留意する必要があります。
お金持ちはどんな人と結婚しているのか?
今回のテーマは「年収1000万円以上の人と結婚したい!は、高望みか?」ということですから、その疑問に答えなければいけません。私からの答えは、「別に高望みとは思わない。腹を立てる必要もない」というものです。
世の中には本当にいろんな人がいます。私の知っている人は、ニートで収入ゼロなのですが、お金持ちの友人に気に入られて、都内の一等地に高級マンションを借り上げてもらってそこで居候をしています。経済的に見ると、そのニートの人の価値はゼロと言えるのかもしれませんが、お金持ちの友人からするとそのニートの価値は自腹でマンションを借りて住ませてあげたい、と思う程度には高いのです。
周囲が何と言おうとも、その人の価値は人の数だけ存在しますから、年収1000万以上の人の心を掴むことが出来る人なら、結婚することが出来るのです。
お金持ちは結果として知的で優秀な人と結婚していることが多い、ということがデータで明らかになっています。これは拙著「年収1億円超の起業家・投資家・自由業そしてサラリーマンが大切にしている習慣 “億超えマインド”で人生は劇的に変わる! 」で詳しく取り上げています。
彼らは結婚する時に相手のスペックや経済力が決め手になったのではありません。そうではなく、好きになった、気が合う相手がたまたま知的で優秀な人だったというだけなのです。
ですので、トピ主が年収1000万以上の男性が振り向く、何かを持っていればいいだけの話です。それは美貌、若さという社会的に共有されている価値だけではなく、性格や価値観という要素も決して小さいものではありません。諦めず、行動力を発揮して狩りにいけばよいと思います。
私からすると、「そんな高収入の人を狙うなんてダメだ!」とイラ立ちをぶつけてしまう人を「余計なお世話」と感じてしまいます。具体的なアドバイスが出来ないなら、静かに見守るだけでよいのに、わざわざ苦言を呈する必要はありません。
強欲だろうが、野心的だろうが大いに結構、求めるものは総取りするつもりで生きていく、その方が社会の目を気にして遠慮するよりよほど人間的で魅力を感じてしまいます。
黒坂 岳央
フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」 代表
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