悔しい、悔しい、という声が一時聞こえていたが、今は一時の悔しさはどこかに飛んで行ってしまって、如何にも今の境遇を楽しんでおられるように見受ける。
無職の党首、なとというキーワードを使って現在ご自分の置かれたポジションを客観視されているようだから、既に一時期の敗北感を払拭されて、次の戦いに備え始められたのだろう。
いいことである。
起き上がり小法師みたいな勁さが感じられるのがいい。
音喜多さんは区長選には敗れはしたが、あたらしい党は大きな成果を挙げた。
ご自分のことよりもご自分が立ちあげたあたらしい党の方が何倍も大事だろうから、あたらしい党の創設者としては幸先のいいスタートを切ったことになる。
それこそ、若い方々に呼び掛けて、来るべき衆参同日選挙にあたらしい党から候補者を擁立するような動きを始められたらいい。
とにかく、次から次へと新しいことをしていくことだ。
ダメ元と思って、思いつくことは何でもやってみる。
目的は、政治に無関心になり易い若者や、日本の政治に冷淡な人たちを振り向かせることでる。
音喜多さんが走り出すと、同じように若い方々があちらこちらで走り出すかも知れない。
選挙の面白さや凄さを一度知った人は、決して日本の政治に無関心だったり冷淡になったりはしないはずである。
あのマック赤坂さんの例もある。
音喜多さんは音喜多さんのやり方で、日本の政治を変えて行ったらいい。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年4月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。