こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
昨日は都内でファミリーホーム(小型児童養育事業)を運営するホッブス美香子さんにお誘いいただき、里親の皆さまが交流する「モッキンバード・ファミリー」の会合にお邪魔させていただきました。
度重なる選挙でこの政策テーマに関する発信が少しご無沙汰になってしまいましたが、何らかの事情で保護者と暮らせない子どもたちに対する福祉である「社会的養護・児童養護」は、私のライフワークの一つです。
社会的養護・児童養護に関する過去ブログ記事はこちらから(膨大な量になってきた…)
昨日も集まった里親の皆さまから、
・児童福祉司の専門性が必ずしも高くないこと
・交流から実際の委託まで時間がかかり、不安を感じたこと
・里親に求められる住居の要件が厳しく、何度か引っ越す事態になったこと
・ハンディキャップがある子どもを預かる難しさとやりがい
等など、貴重な生の声を聴かせていただくことができました。
都内においては23区にこれから順次、児童相談所が設置されていきますので、仮に私が首長になったら真っ先に取り組みたいテーマが「児童相談所の強化」でした(遠い目)。
国から支援できることも多々ありますが、「新しい社会的養育ビジョン」を取りまとめた前厚労大臣が後退して以降、社会的養護に対する議論はやや低調になっている印象があります。
先般も報告書によって、都内の一時保護所で人権侵害が常態化していることが明らかになりました。
新しい社会的養育ビジョンに示されている一時保護所の改善や、包括的な里親支援機関の整備など、行政がこの分野でやることは山積みになっている状態です。
当事者や現場の声をしっかりとヒアリングしながら、せっかくいただいた議席を活かせるよう、都政に引き続き国会でも政策提案を行なっていきます。
お誘いいただいたホッブス美香子さん、お話を聴かせてくれた里親の皆さま、遊んでくれた子どもたち、ありがとうございました!(抱っこしているのは私の子供ではありません。笑)
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会、地域政党あたらしい党代表)のブログ2019年8月10日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。