こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
昨日は参議院本会議。文部科学委員会に付託されている通称「給特法」改正案に対する本会議質疑が行なわれました。
重要法案は各委員会質疑の前に本会議場での質問が設定され、これは永田町用語で「登壇もの」と呼ばれているようです。
都議会における「代表質問」みたいな位置づけですね。
テレビ中継なども行なわれる「登壇もの」の注目度や格式は高く、控室で元自民党の鈴木宗男議員は「自民党では、一期生が登壇できる機会はなかなかない」とおっしゃっておりました。
そこに我らが梅村みずほ議員が、当選から4ヶ月で鮮烈デビュー!
新人議員にもこうしたチャンスが与えられるのが、維新の魅力の一つです(少数政党ならでは^^;)
梅村みずほ「今の国会は発言者への野次や嘲笑、議論すべきことは無視し桜ばかりで学級崩壊を連想させる。私は人の話は最後まで聞きましょうと教わってきた。国会は国権の最高機関で国の唯一の立法機関。子供達に見られても恥ずかしくない国会を求める」
無責任野党「ギャーギャー」ド正論#kokkai pic.twitter.com/BCN7z9hwEV
— Dappi (@dappi2019) November 22, 2019
(全編は参議院インターネット審議中継よりご覧いただけます)
マイクの音が霞むほどの口汚いヤジが飛び交い、議題とまったく関係ない質問(桜!)が飛び出す現在の国会状況。
「私は日本に生まれ育ち、人の話は最後まで聞きましょうと教わってきました」
「国語の時間には国語を、理科の時間には理科を勉強してきました」
と力強く発言。そして最後は
「野次は国会の華ならず」
「子どもたちに見られても恥ずかしくない姿を、良識の府・参議院にも求める!」
とバッサリ!
与野党ともに議場が騒然とする、鮮烈な本会議デビューとなりました。
左右双方からヤジを飛ばされるということは、ど真ん中で正論を言っている何よりの証拠でありましょう。
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昨晩から「緊張する~!どうしよう~!」とずっと言っていた梅村みずほ議員ですが、何をか言わんや堂々とした立ち振舞。さすが喋りのプロ中のプロです(だからプレッシャーがあったようですが…)。
特に舌を巻いたのが、間のとり方とそれができる胆力。
私も都議会で相当なヤジを浴びてきた方ですが、どうしてもヤジが飛んでくると気持ちが乱れ、そのヤジをかき消そうと早く喋ってしまったり、声が上ずったりします。
そこで敢えて「間」を取り、ヤジを楽しむかのように浴び続ける。これはなかなかできることではありません。
私の登壇がいつになるかはわかりませんし、まあヤジを飛ばされないのが一番良いのですが(笑)、こうした堂々たる発言ができるよう、同僚から学び成長していきたいと思います。
本会議答弁は「一括質問・一括質疑」のため、本格的な政策論争は委員会にステージを移して行なわれます。
給特法についてはこちらの動画でも解説されています。ぜひ引き続きご注目いただければ幸いです。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会、地域政党あたらしい党代表)のブログ2019年11月22日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。