こんにちは。全国医療的ケア児者支援協議会 事務局長の駒崎です。
たった5日間で190もの医ケア児家族が回答してくれた一斉休校に関するアンケート。
非常事態下で“医療的ケア児”家庭に特化したニーズが浮き彫りに 「医療的ケア児一斉休校に関する緊急全国アンケート」調査結果公開
医ケア児家庭の家事育児の負担が非常に重いということや、医ケア児の命に関わる、マスクと消毒液が不足してみんな困っている、ということが浮き彫りになりました。
そこで3/12(木)、永田町子ども未来会議でお世話になっている野田聖子議員と荒井聡議員に急遽時間をもらって、みなさんからの声を届けてきました。
そしたら。
そしたらですよ。
なんとその2時間後に、両議員から加藤厚労大臣に緊急支援要請書を手渡し、優先配布の配慮をお願いしてくれました!
それを機に、厚生労働省が動き出してくれ、今、何度もやり取りを重ねています。
このスピード感には僕も本当にびっくり。
厚労省はめちゃくちゃ忙しい状況ですが、それでも医ケア児家庭のために何とか頑張ろう、と大車輪で頑張ってくれています。
スピードと熱意を持って動いてくれる政治家や官僚とともに、医ケア児家族の置かれている苦しい状況を改善できるように、僕たちも引き続きがんばります。
最後に、一斉休校で家事育児負担が増えて大変な中、アンケートで声を寄せてくれた医ケア児家庭のみなさん、本当にありがとうございました。
編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2020年3月14日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。