東京にも第三極の風を再び。東京12区は公明から悲願の議席奪取を

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

昨日、日本維新の会本部より。いよいよ次期衆院選に向けた東京における支部長(≒公認予定者)が発表されました。

衆院選挙区支部長8人を決定 維新(時事通信)

日本維新の会は22日、衆院選挙区の支部長8人を発表した。次期衆院選の事実上の公認候補で、顔触れは次の通り。(敬称略)東京2区 木内孝胤=元職▽東京1区 赤坂大輔▽東京11区 前田順一郎▽東京12区 阿部司▽東京14区 西村恵美▽東京15区 金沢結衣▽大阪11区 中司宏▽大阪13区 岩谷良平=以上新人。

参院選で奪取した東京発の議席をフックに、維新の党勢を東京でも着実に広げていく、精鋭メンバーたちです。

維新系浪人生(?)のおちゃさんが支部長候補を紹介してくれているので、私も今後、追って順番に支部長たちをご紹介していくとして。

「東京12区は公明党の議席でしょう?!維新は立てないはずでは…」という意見がありましたので、この点を説明したいと思います。

確かに大阪では、大阪都構想の住民投票をめぐる様々な攻防の結果、公明党の現職がいる選挙区には維新の候補は立たない方向で調整が進んでいます。

しかしそれは、あくまで大阪限定での話

実際に前回の衆議院選挙でも、神奈川県内の選挙区では公明党候補の地盤に維新は候補者を擁立し、比例復活で議席を見事に獲得しています(串田代議士の選挙区)。

北区を含む東京12区は小選挙区制度が導入されて以来、与党内の調整の結果、公明党の地盤として涵養されてきました。

公明党VS共産党という構図になりがちな選挙区で、かつての私のように「ゆるい保守政党の支持層」「改革派の自民党支持層」にとっては、投票先が困る選挙区の筆頭でした。

事実、過去の衆院選で「日本で一番白票(棄権票)の多い選挙区」になったこともあります。

この東京12区の衆院選議席は、正直、私がいつか自分の手で公明党から取り返す(とあえて表現します)つもりの議席でした。

しかし今回は、私の親友にその役割を託します

私がずっと闘ってきたこの選挙区は、私の大学時代からの盟友であり、過去3度の選挙も最前線で共に闘ってきた阿部司が必ず獲ります。

若き精鋭の活躍と成長に、ぜひともご期待くださいませ。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年3月22日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。