ポール・クルーグマン氏(Paul Krugman @paulkrugman)が定期的に長めのツイートのスレッドを投稿し、直近の統計データやニュースを取り上げて経済学的に解説しています。
ツイッターはワンクリックでグーグル翻訳してくれるのですが、この翻訳が読みづらいというか、結局原文を直接読んだ方が早いように思えます。
本日のテキストはクルーグマン氏が8月12日に投稿したこちらのスレッドです。
The news is all Kalama, and rightly so, but let me counterprogram and talk about economics. Over the next few weeks I'm scheduled to talk everywhere and nowhere about the post-Covid economy — that is, audiences in various places, but all virtually. What is there to say? 1/
— Paul Krugman (@paulkrugman) August 12, 2020
英文の読解難易度と解説
今回取り上げるスレッドは全12ツイートからなり376語に図とグラフが合計3つ入っています。これぐらいの分量だとブログ記事にするほどでもないのでしょうが、いわゆる長文読解としてはこれで完結してくれるので英語学習にはちょうど良い長さです。ツイッターなのでカジュアルな文章ですが、コロナ後の消費と働き方の変化という面白いテーマなのでぜひ読解に挑戦してみてください。
このスレッドの読解には二番目に載っている図が重要です。経済学では消費者は収入を「消費」と「貯蓄」に分けます。ここで「消費」をコロナ対策上「リスクの高い消費」(例えば3密の場所でのイベントなど)と「リスクの低い消費」とに分類すると、コロナの影響により「リスクの高い消費」は減り、他の「リスクの低い消費」に回るか貯蓄に回るかになります。クルーグマン氏の考えではこれは長期と短期により変化するそうです。
次にコロナ後の働き方にも言及しますが、こちらはまだ不透明な部分が多いのか曖昧な感じです。
いかがでしたか?ツイッターは気軽に英語の勉強もできますので、ぜひ色々な人をフォローしてみてください。