飲食業向けコロナ対策への意見 --- 兼行 大治

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私は飲食業ではありませんが、その周辺の小売り業者(50代男)です。

今回の一連の飲食業への対応は、そもそも医療崩壊を避け医師及び医療業界全般の負荷を増やさないためであったはずですが、この一年、医療業界はたいした対策もできず、従事者も病床も大幅に増やすことはできませんでした。治療法もかなりまとまって来ているようですが、それで重症化が減っているというアナウンスもほとんどありません。

飲食業界は多大な犠牲を出して命を守り医療業界を助けるために努力しましたが、医療業界からは大した改善もないどころか、飲食業界に対して、感謝の言葉をかけることすらありません。国が保証すればいいんだ、医者は大変なんだ、と言うだけでは、人として当たり前の感謝の気持ちが欠けているとしか思えません。

もう医療業界を守るためにこれ以上の犠牲など払う必要はありません。一度医療崩壊したんですから今後もう一度そうなっても医療業界の責任です。彼らの多くは何もせず感謝もしないのですから、そろそろ見切るべきです。彼らは人としてのまともな感情のある人間ではないのですから。

できれば飲食業界のトップからこういう意見の発信をすればいいと思います。感謝してほしいのは飲食業界だと。命を守ったのも飲食業界だと。

兼行 大治
生花店経営(50代男性)


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