緊急事態下バッハ会長歓迎会挙行。政府や小池知事は最後まで相矛盾メッセージを出し続ける

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

臨月を迎えた妻の具合が少し思わしくないため、今日は一日ステイホームをして、事務作業をしながら子どもたちと一緒に過ごしました。

本当に出産は最後の最後まで何があるかわかりませんね…妻と周りの協力に心から感謝をしつつ、来月までともに頑張りたいと思います。

そこからは「育休」をできるだけ取って、私がメインプレイヤーにバトンタッチだ!

さて、今日は朝からバッハ会長の歓迎会が行われるというニュースが物議を醸し出しておりました。

さすがに飲食は伴わないとされているものの、菅総理や小池都知事、組織委員会会長など要職がずらりと出席し、迎賓館赤坂離宮にてスピーチやピアノの演奏などが行われるとのことです。

もちろん、批判殺到になりますよね。

知念医師が指摘する通り、かたや緊急事態で国民に様々な活動自粛をお願いしておきながら、かたや自分たちで「集まっても良い」という言動をすることは矛盾していますし、歪んだメッセージを出すことになります。

正直、高齢者にワクチン接種がある程度行き渡った現段階で、重症者がどこまで遅行指数として立ち上がってくるのかはまだ不透明な面があります。

しかしそれを良いことに、政府や都知事が場面によって異なるメッセージを出すこと、一貫性がまったくないことが最大の問題ではないでしょうか。

非常に難しい局面であり、ワクチンが若年層まで行き渡るまで自粛を続けるのか、イベント動員など経済活動を徐々に再開するのかは、まさに政治判断です。

しかしどちらを選択するにせよ(おおむね前者ルートなのでしょうが)、自分たちに都合が良い時だけは別の顔をするというのでは、国民から感染症対策への理解が得られず、結果として厳しい状況が長引くだけではないでしょうか。

政府や都知事のダブルスタンダートについては厳しく指摘をしつつ、引き続き一刻も早い経済対策の実施を求めてまいります。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年7月17日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。