育児という、合理性や効率性とかけ離れた行為について【深夜雑談】
こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
コロナウイルスで一躍注目を浴びるワクチンですが、現代においてもなお多くの女性の命を奪う「子宮頸がん」はHPVワクチンで予防することのできるがんですので、小6~高1相当の女子はぜひ公費接種をしてください!
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さて、本日の記事は深夜に授乳をしつつ、膨大な資料作成に追われながらほぼ現実逃避に書いているわけでありますが、
と妻のTweetにツッコミを入れつつ、なぜ「期待するほどパートナーが家事育児にコミットしないのか」に対する個人的な見解をば。
大前提として、自分が考える「家事育児」と、パートナーが期待をしている「家事育児」には10倍くらい開きがあったりするので、まずこのギャップを認知しないと話が先に進まなかったりします。
そうしないと、「これだけ家事育児をやっているのに、まったく評価されない」「何を言ってるんだ、ほとんど何もやってないくせに!」という典型的な対立に陥りますよね。
このギャップの認知を埋めるために、ぶっちゃけ一番手っ取り早いのは
家事育児をメインにやっている方が、丸二日間くらいすべてを放置して家出する
ことな気はしますが、色々と反作用も大きいのでオススメできません。←
え、私の認知は結局どっちで埋まったのかって?それはもちろん家d
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そしてジェンダーで一般化はできない世の中であり、個人差があるというのは前提なんですが、やはり男性はなかなか家事育児にコミットしないもの。
その原因は特に育児が、仕事で慣れ親しんでいる合理性や効率性、あるいはコスパという概念からかけ離れているからじゃないかと思います。
マジで赤ちゃんとか、理不尽の塊みたいな存在ですからね。
20~30分間くらい抱っこしてあやして、熟睡したと思ってベッドに置いた瞬間ビクビクっとして2秒で起きるとか、発狂するほどリターン低いでしょ。なんだそれ。
こうやったらこうなるはずとか、合理的な考えや行動も通用しないことが多いし、その割には放っておいても実は育つんじゃね?と短期的な成果が見えづらいところもあり。
多くの男性が育休なり、一定期間の育児コミットを体験すると、
「仕事で深夜まで残業している方が全然ラク」
という感想を漏らすのは、あまりにもビジネスとプロトコル(手順、お作法)が違うからなんですよね。
それが別に女性だから得意だというわけではなくて、一方的にこれまでは女性にだけ押し付けられてきたわけですから、我々男性陣も個人のみならず種全体としてあらたなプロトコルに順応する必要に迫られているのでありましょう。
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眠くて何を書いてるんだからわからなくなってきました(投げやり)。
そろそろ授乳で坊やが目を覚ましそうなのと、現実逃避はこのあたりにして事務作業に戻りたいと思います。
皆さまも、パートナーと協働して良き家事育児ライフを!
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年8月23日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。