野党の「卒業旅行」批判はお門違い:首相が最後まで外交努力を続けるのは当然

首相が最後まで外交努力を続けるのは当然のこと。「卒業旅行」批判はお門違いでも、選挙戦略としては合理的

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

菅首相がアメリカ・オーストラリア・インドと4カ国でつくる「クアッド」の枠組みで、初めて首脳会談をするために訪米することが決定しました。

会見する菅首相 首相官邸HPより

言うまでもなく自由主義国家によるネットワークで安全保障を強化することは我が国喫緊の課題であり、首相の出席が必要不可欠な歴史的会談です。

しかし残念ながら、一部野党からは上記の記事のように

「卒業旅行だ」(立憲民主党幹部)
「コロナ対策に専念すると言ったじゃないか」

などの批判が出ています。

前述の記事も「菅内閣の総決算としたい考えだ」と角度をつけてますけども、外交は自分たちだけの都合でできるものではありません。

コロナ対応も外交も勿論、両方が重要であり、外交においては何より首相の顔に代わりは効きません

これを批判することはまさに「批判が目的となっている」状態であり(あるいは本気で国益を損ないたいか)、私としては国益の観点から菅首相にはしっかりと最後まで務めを果たしていただきたいと思います。

批判の急先鋒となっている立憲民主党の中にも、外交安全保障の重要性から健全な意見も出ており、

こうした考えで前向きな議論ができることを望むばかりであるものの、残念ながら一部野党の「とにかく批判」「逆張り」というスタンスには選挙戦略上の合理性があることも確かです。

ほんと、こうしたTweetで指摘されている通りなんですよね…。

「政局より政策を」と言いつつ、マスメディアが取り上げるのはわかりやすい対立や批判ばかり。理性的で建設的な政策論には、(つまらないから)多くの方が見向きもしてくれないのが現実です。

主張についても、中道に寄るよりは左右に振った方が明確な支持者を取り込みやすく、政権交代より「野党として一定規模で存在し続ける」ことを目的とするなら左に振り切ることも賢い生存戦略と言えるわけですね。

そうした中で維新がなんとか存在感を示せているのは、大阪を中心に多数の首長を擁し、実際に政策実現をして伝えることができているからで、それがなかったら本当に厳しいだろうなと思います。

是々非々で政府与党に臨むことは「腰巾着だ」「ゆ党だ」と批判され、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

ただそれでも、政権交代に近道なし。

遠回りに思えても、地方自治体で着実に実績を重ねながら、政策論を愚直に訴えていく他ありません。

外交安全保障は現実路線、経済・社会政策は大胆な改革を。

維新八策2021(テキスト版も公開されました!)
https://o-ishin.jp/news/2021/08/25/11008.html

広報物の作成も鋭利、進めてまいります。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年9月14日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。