岸田首相、奨学金の出世払いでの返済を提言:出世の目安は年収300万円?

岸田首相は、3月30日の「教育未来創造会議」で、学生が就職後に一定の年収になったら返済する「出世払い」方式の奨学金制度の創設の検討を指示しました。

多くの学生が教育ローンを利用していますが、卒業後、年収が低く返済に苦しむ人が少なからずいます。自民党内では、年収300万円に達してから返済を始める制度案などが検討されています。

“出世”の目安が300万円というのが話題になりました。

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3号保険者の轍を踏むとの指摘があります。

https://twitter.com/acappellaP/status/1509376682326913028

もっと無償化せよという意見も。

教育ローンは本当にたいへんです。

日本の(貸与型)奨学金は奨学金ではないという意見は昔からあります。

堀 潤 JUN HORI on Twitter
“貸与型奨学金は、奨学金と呼ぶべきではない。教育ローンと明記して、投資リスクを説明すべき。給付型と貸与型を同じ奨学金と表記するのはやめよう。#奨学金と呼ぶのをやめよう  #アベプラ”

ローンと思えば、優良だという意見もあります。

奨学金を取ってまで行く価値がある大学はどこなのか、高校生はよくよく考えたほうがいいかもしれません。