世界一の大富豪、イーロン・マスク氏が「出生率が死亡率を超えるような変化がない限り、日本はやがて消滅する」とツイートしました。
これは日本の人口が2021年に64万人も減ったというニュースを受けたものです。
その原因は新型コロナによる死亡ではなく、行動制限で人々の接触が減ったための出生数の減少です。
これは政府の予想を18年も前倒しするペースです。
その最大の原因は、結婚が減ったことです。
日本の未婚率は激増しているのです。
「第3次ベビーブーム」は来なかったので、もう人口減少がもとに戻ることはありません。
出生数が激減すると、今の現役世代が年金をもらうころには、それを支える現役世代が減って、無年金の高齢者が増えるでしょう。
マスク氏のいうようにこれは単純な算術でわかることですが、政府は親への給付金など的はずれな「子育て政策」しか打ち出していません。人口を増やすには、結婚を増やす政策が必要なのです。