北海道電力の泊原発の運転差し止めを求める判決が札幌地裁で出ました。差し止めは判決としては3回目。廃炉は認めませんでした。
北海道・泊原発1~3号機の運転差し止め命じる 札幌地裁判決https://t.co/eNezSkmTXq
2011年3月の東日本大震災発生以降、判決で原発の運転差し止め命令が出たのは3例目です。
— 毎日新聞 (@mainichi) May 31, 2022
朝日新聞は「再稼動審査中の泊原発」という号外を出しましたが、これは誤報です。「再稼動審査」という手続きはありません。安全審査は運転しながら行うものですが、そのルールを逸脱した状態が10年以上、続いています。
号外:再稼働審査中の北海道電力・泊原発の運転差し止めを命じる。札幌地裁判決 (15:04)https://t.co/YgxE3C3cKx pic.twitter.com/PwFhM5vFRq
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) May 31, 2022
この判決は確定するまで効力がなく、原子力規制委員会の安全審査とは別。この記事も誤記しているが、これは「再稼動審査」ではない。
泊原発の運転差し止め命じる判決、札幌地裁 再稼働審査に影響か:朝日新聞デジタル https://t.co/zkY0TQpdm2
— 池田信夫 (@ikedanob) May 31, 2022
判決の最大の理由は「今の防潮堤では津波が防げない」ということですが、高さ16.5mの防潮堤を超える津波で、密閉された電源が喪失することがあるんでしょうか。
このままでは泊原発の再稼動は見通せません。北海道の電気代は、全国でも最高水準です。
7月電気料金、4社値上げガスは全社上昇 https://t.co/stwUCBoFKB
標準的な家庭の電気料金で、最も値上げ幅が大きいのは東京電力の306円。北海道電力が299円、中部電力が260円だった。
— 産経ニュース (@Sankei_news) May 27, 2022
北海道電力の電力量構成は、311を境として、「原子力・火力依存」から「火力依存」に急変した。
電気料金が上がっただけでなく、泊原子力発電所の長期停止によって電力不足リスクが高まっていたわけだ。https://t.co/3SbKpCnT68 pic.twitter.com/GbvzxwrfmT
— 石川和男(政策アナリスト) (@kazuo_ishikawa) September 13, 2018
北海道は2018年に大停電が起こったのですが、この冬は大丈夫でしょうか。
異常な道民たち
原発止めて 石炭火力止めて北海道民のみなさん
真冬に暖房なくてもOKですか!!!
石炭火力を止めたら計画停電ですよ!
泊原発止めたままでのんきすぎませんか!
道新も印刷できませんよ 電力不足で pic.twitter.com/1bu8J4V10I— 高田純 理学博士 (@gatapi21) May 31, 2022
北海道民にとっては、電力供給は命の問題です。これ以上、原発を政治のおもちゃにするのはやめたほうがいいと思います。