立憲・共産の2党中心に一部野党、内閣不信任案を提出へ

解散→衆参ダブル選挙になる覚悟はありや

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

内閣不信任案で野党の分断また浮き彫り…見せ場にしたい立憲・共産、冷ややか維新・国民
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220605-OYT1T50262/

先週まで今国会は内閣不信任案は出さない(出せない)のではないかという下馬評だったのですが、にわかに提出という動きが広がっています。

維新は従前より一部野党による不信任案提出には同調してきませんでしたが、今回は国民民主党の足並みも揃わず、主要政党では立憲・共産党の2党が中心となりそうです。

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以前にもブログやYouTubeで述べてきた通り、国会終盤に一部野党が内閣不信任案を提出するのは政局的・パフォーマンス的な側面が強いことは否めないと思います。

不成立になるとしても、不信任案を提出すれば大きなニュースになりますし、長時間の賛成討論で言いたいことが言う「見せ場」が作れます。

しかしそのために費やされる労力は膨大なものがあり、不信任案提出となればすべての議事が止まり、深夜まで及ぶ本会議で担当官僚たちも多大なる残業を強いられるのが通例です。

果たしてそんな不信任案提出に意味があるのか、国民の信頼を得られるのか、改めて我が党としても考えて対応を決断したいと思います。

加えて(今回はないと個人的に思いますが)、不信任案を出すということは返す刀で衆議院を解散される可能性があるということです。

いまの野党に解散総選挙を戦う準備と覚悟があるのか。支持率最高潮の岸田内閣が解散に打って出れば、野党は壊滅的なダメージを受ける展開もありえます。

我が党は常在戦場で、パフォーマンスではなく政策実現に向けて「闘う準備」を進めてまいりたいと思います。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年6月6日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。