政治的テロは政治目的でないことを偽装するのが普通

誰がどんな理由で「安倍氏と宗教の関係がテロの原因」と言っているのか→犯人本人です』と投稿をされている方がおられる。

この方はテロというのがなぜ起きるのかまったく理解してない。単なるテロ教唆容認論だ。

たとえば、ある大統領が暗殺されたとしよう。しかし、犯人が野党勢力の指示と支援で犯行に及ぶことなど滅多にない。そんなことしたら、自分たちが潰されるからだ。

だから、この政治家は殺されても仕方ないという雰囲気をつくり、馬鹿な暗殺者が出ることを待つのである。場合によっては、そういう人を見出して、個人的にたきつけたり、実行を間接的に助けることもあるがまれだ。

教唆の理由のなかには、憲法を守るためにはこの政治家が邪魔だと思わすようなこともあるが、多くは、国民の苦しみをよそに贅沢しているとか、家族のために便宜を図って国庫に損害を与えたとか、悪質な宗教団体がいて操られているとかいうようにいうのである。

そうして行われたテロは、政治的テロでないというなら、純粋な政治的テロなど非常に少ないものになってしまう。こうしたテロ教唆が容認される、責任をとわれないなら、また、同じ手法でテロを教唆する輩が現れ、悲劇は繰り返されるだろう。

NHKより

私はこの事件を聞いてただちに、多くの可能性においてモリ・カケとか宗教とかで憤ってとかいうことだと思ったから、テロ教唆者たちがこの論者と同じような弁解をすることを封じるために、編集部に原稿を午後一時過ぎに送ったのである。

原因が分かってからでは、後付けの批判だというテロ教唆容認論に隙を与えるからだ。

それから「統一教会は、自民党の支持団体の一つ。安倍氏が支持団体のイベントで挨拶するのも普通のことだ」というのは、おかしい。

信者に自民党を支持する人は多いだろうが、支持団体というのは少しおかしい。また、安倍氏が挨拶を送ったのは、統一教会でなく、統一教会の代表者が支援している別団体だし、しかもアメリカでのことだ。アメリカでは日本と同じような評価でないし、だからこそ、トランプ前大統領やペンス前副大統領も賛意を示しているのである。

そのへんは、誤解がないように、安倍氏もいろいろ考えてのことだったはずだ。