比例区得票数では野党第一党へ。与党完勝、東京選挙区には大きな課題。それでも前に進むために…

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

明け方まで全国比例区の開票を見守り、そのままほぼ寝ずに新橋事務所からMXテレビへ。「モーニングフラッグ」をご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました。

全国比例の開票が100%になるにはかなり時間がかかるのですが、そうこうしているうちにすべての議席が確定しました。

維新が「野党第1党」射程圏内に 比例票19都府県で立憲上回る

維新が「野党第1党」射程圏内に 比例票19都府県で立憲上回る | 毎日新聞
 参院選比例代表で「野党1位」となった日本維新の会。47都道府県別の得票を分析すると、本拠地の大阪から東へ西へと勢力範囲を広げていることがうかがえる。目標とする次期衆院選での「野党第1党」を射程圏内とした形だ。

選挙区については昨日に総括ブログで書いた通り、接戦区でことごとく惜敗する結果になってしまいましたが、全国比例区は皆さまのご支援もあって野党第一党の得票数に。

合計で立憲民主党を100万票以上上回ることができ、上記の記事通り19都府県で比例票が野党第一党となることができたのも、ひとえに皆様の支援のたまものです。

改めて、心より感謝を致します。

しかし選挙戦の責任者を努めた藤田文武幹事長も総括している通り、選挙区4+比例区8=12という必達目標は達成できたものの、与党の圧勝を許した今回の選挙は「完敗」と言わざるをえない結果であったことは事実です。

加えて東京都選挙区については、多数ご支援をいただいた比例票を選挙区候補が獲得できなかったことに大きな課題を残しました。

【大阪】
選挙区候補の個人票=約146万票 ※2名の合計
比例票=約145万票

【兵庫】
選挙区候補の個人票=約65万票
比例票=約64万票

【東京】
選挙区候補の個人票=約53万票
比例票=87万票

このように、大阪や兵庫などでは2枚目で「維新」と書いた人がほぼ1枚目の選挙区でも維新候補に投票しているのに対して、東京では約34万人もの方が比例区では維新に投票しながら、選挙区では他の候補に票を投じています

この乖離については、頭の中にいくつか仮説はありますが、しっかりと原因を検証して改善策を講じていく所存です。

選挙は続くよ、どこまでも。

次なる選挙戦に向けての準備はもちろんのこと、選挙戦を通じて訴えてきた政策の実現に向けてすぐに動き始めます。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年7月11日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。