終戦の日。今こそ読みたい不朽の名作「昭和16年夏の敗戦」

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

維新・代表選挙の2日目は、終戦の日ということもあって党主催の公式行事はなし。広報面では新企画「維新NEWS」が始まりました。

清水貴之議員がキャスターみたいなので、ぜひ覗いてみてください!
※清水議員の前職は本物のキャスター・アナウンサー

明日16日はAbemaPrimeにて、田村淳さんらと代表候補たちが徹底討論!ぜひともご注目ください。

Arthit_Longwilai/iStock

さて、本日は終戦の日。子どもが体調を崩して全国戦没者追悼式は欠席しましたが、夕方から靖国神社へ。

先の大戦で亡くなられた方々に心から祈りを捧げるとともに、今の日本の平和が多大なる犠牲の上に築かれた重みを噛み締め、不戦への誓いを新たにします。

靖国参拝は高校生の時に同級生から誘われてスタートしまして、議員になる前から続けています。議員ルートでの昇殿参拝ではなく、一般参列に並びながら関連書籍を読書するのが通例となりつつあります。

昨年は「昭和23年冬の暗号(猪瀬直樹)」を一気読みしていましたが、今年はその前作「昭和16年夏の敗戦」を再読。

全国から集められたもっとも聡明な人材たちが、「日本必敗」という結論に至りながらもムードで開戦へと突き進んでいく。

自分たちに都合がよくデータを改竄し、都合が良いストーリーの中で政治的な意思決定が行われていく。

文庫版の帯に書かれている堀江貴文氏の推薦コメント「これは過去の歴史ではない。いまだ日本で起きていることだ」という一言は、合理的な改革ができずに30年間停滞した我が国の経済や、理不尽なコロナ対策を思い起こされるに十分です。

もう読むのは三度目のはずなのに、読むたびに発見がある。これもまた名作を読み込む醍醐味でもあります。

8月12日の御巣鷹山事故の日に「クライマーズ・ハイ」を読み、今日は「昭和16年夏の敗戦」を手に取る。偉大なる作家の皆さまが残した作品から学べることはたくさん。

夏休みと言えるほど長い時間は取れていませんが、合間にインプットの時間を確保して自らの糧とし、この国の未来をより良くするために邁進をしてまいります。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年8月15日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。