ドイツのエネルギー大丈夫?連立政権はポリコレで大迷走、それでも大人気の緑の党

ドイツ在住の作家でエネルギー問題に詳しい川口マーン恵美さんに、杉山大志研究主幹がお話を伺います。ウクライナでの戦争を受けて、エネルギー危機に陥ったドイツ。社民党が首班の連立政権では緑の党が要職を占めており、エネルギー政策は迷走しています。

脱炭素、再エネ推進、脱原発は「ポリコレ」ですが、背に腹は代えられず、世界中にガスを買い付けに行くドイツ。これまで人権問題で批判をしていたカタールにまで深々と頭を下げる。いったい世論はどうなっているのでしょうか。

【出演】

川口 マーン 惠美 作家・独ライプツィヒ在住
日本大学芸術学部音楽学科ピアノ科卒業。シュトゥットガルト国立音楽大学院ピアノ科卒業。『ドイツの脱原発がよくわかる本 日本が見習ってはいけない理由』(草思社)が第36回エネルギーフォーラム賞の普及啓発賞、『復興の日本人論 誰も書かなかった福島』(グッドブックス)が第38回同賞の特別賞を受賞。その他、『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』(講談社+α新書)、『ヨーロッパから民主主義が消える』(PHP新書)、『そしてドイツは理想を見失った』(角川新書)、『ドイツ流、日本流』(草思社)、『老後の誤算 日本とドイツ』(草思社)、『移民・難民』(グッドブックス)、『世界「新」経済戦争』(KADOKAWA)など著書多数。
最新刊は『メルケル 仮面の裏側』(PHP新書)、『無邪気な日本人よ、白昼夢から目覚めよ』(WAC)、『SDGsの不都合な真実』(共著・宝島社)、『左傾化するSDGs先進国ドイツで今、何が起こっているか』(ビジネス社)など。
ウェブマガジンでは、『現代ビジネス』のコラム、『シュトゥットガルト通信』の他、『アゴラ』『プレジデントオンライン』などで連載中。

杉山 大志 キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹