青森だってあるんです!青森市内のお洒落なおすすめ飲食店4選

出口 里佐

出口里佐です。

先週の記事に続き、青森です。

(前回:初めての青森なら絶対ココに行ってみて!!おすすめレストラン2店

今回は、ちょっとお洒落で、女性ひとりでも入りやすいカフェとレストランを紹介します。

Urbanscape/iStock

1. CAFE&BAR 2WAY

JR青森駅近く、メインストリート新町通りの成田本店の左隣にある素敵なカフェ&バー。

2WAYのエントランス。郷ひろみやDAIGOの開店祝いのお花がありました。

内装が、大地真央さんの旦那さんで、国内外で有名な空間デザイナーの森田恭道さん、パンの監修が神楽坂パンデフィロゾフの榎本哲シェフ。

パンデフィロゾフは、神楽坂のフランス料理の先生に教えていただいて何度か行っていますが、いつも昼過ぎには売り切れで、なかなか購入困難なお店です。

神楽坂で人気の湯種パンがありましたが、食べきれないので、今回は泣く泣くパス。こちらのお店の名物の塩辛バゲットをテイクアウトして、ホテルの電子レンジで温めていただきました。本当は、ワインに合うと思いますが、私は飲めないので、お水で。塩辛とジャガイモが少し入っていて、しょっぱいだけでない、ほっこり感もありました。

塩辛フランスは名物。残っていたらチャンス!

お店では、メロンショートケーキと、夜だったので、カフェインレスのほうじ茶をいただきました。

内装がとても洗練されていて、日常を忘れるひとときでした。本がインテリアなのは、昨年訪れたパリ、ホテルリッツのカフェプルーストを思い出します。本だけでなく、ソファや椅子までも緑のグラデーションで統一感。緑色の本をこんなに集めることが出来るのって、すごいなあと思ったら、このために作ったそうです。細部へのこだわりが世界的に活躍するかたの仕事なのですね。

緑のグラデーションの内装。

場所は駅から近く、ホテルが集まっているあたり。出張や観光で訪れた時にも、行きやすい場所です。

ワインやお酒の種類が沢山あって、夜12時まで開いているので、食後、ゆっくりしたい時にいかがでしょうか。または朝10時からオープンしているので、遅めの朝食、ブランチにも。芸能人の方の開店祝いのお花が飾られていました。もしかして、ばったり会えるかも。

CAFE&BAR 2WAY

2. リンチェ(LINCE)

リンチェの正面

可愛いカエルのぬいぐるみがウェルカムしてくれる、新町通りのイタリアンレストランです。

ウェルカムのカエルさん

前菜盛り合わせ、パスタ、飲み物が付いて、三千円のセット。デザートは別で、この日は、チョコレートケーキ。

前菜盛り合わせは、その時によって内容が変わりますが、フレッシュな生野菜、生ハム、ローストポーク、チキン、帆立などが、少しずつ一度に美味しく食べられるのは幸せ。

リンチェの前菜盛り合わせ。帆立、ローストポーク、チキン、キッシュ、フォカッチャなど。少しずつ色々は楽しい!

パスタもデザートも満喫して、おひとり様でも充実のディナーです。

LINCE

3. シュトラウス

シュトラウスのエントランス。

こちらも新町通り、青森の老舗の和菓子屋さんの、甘精堂の二階にある、ウィーン菓子専門のカフェ。内装が、ウィーンのカフェそのもので、ソファも椅子も、ヨーロッパに迷い込んだ様。奥にはグランドピアノ、壁には、エリザベート皇妃の肖像画。バレエ好きなので、去年観た、ハプスブルグ家の衰退を描いた、マイヤーリンクの舞台を思い出しました。

シュトラウス店内の様子。

店内に流れるのは、もちろんクラシック音楽。ウィーン菓子を食べる前から、気持ちがリラックスするのを感じました。雰囲気って大事ですね!

ザッハトルテが一番人気らしく、残念なことに既に売り切れ。今回は、アップルシュトルーデル(りんごのパイ包み焼き)と、ウィーンナコーヒー(ヴィーナーメランジュ)をいただきました。青森なので、りんごのお菓子も外せません。甘さが控えめで美味しかったです。

ウィーン菓子、アップルシュトルーデル。甘さ控えめで美味しい。

オーストリアで修業して、国家資格を取得した方が作るウィーン菓子なので、本格的な味です。青森のウィーンカフェにぜひ訪れてみてください。

ウィーンナーコーヒー(ヴィーナーメランジュ)

ザッハトルテはテイクアウトも出来る様です。カフェで食べるなら、売り切れる前の早めの時間がおすすめ。

シュトラウス

4. OCEAN’S DINER(A-FACTORY 1階)

A-FACTORYは、JR青森駅から海に向かって歩いて5分ほどに位置する、白い建物。夜はライトアップされて、さらに素敵です。

夜はA-FACTORY がライトアップ。奥の青函連絡船が観光名所に。

こちらの一階奥のカフェ、オーシャンズダイナーの、短角牛ハンバーガーがおすすめ。青森県産牛肉で、注文してから焼いてくれるので、少し待つのですが、美味しいので待つのも楽しいです。一緒にプレートにフレンチフライが山盛りで付いてきます。フレンチフライは、普段は食べないのですが、これも揚げたてで、ケチャップを少し浸けていただきましたが、美味しくて止まらなかったです。

青森県産短角牛のハンバーガー。お肉が美味しかったです。揚げたてのフレンチフライが山盛り。ケチャップをつけて食べたら、止まらない。

この建物は天井が高くて、昼間天気が良い時は、とても明るくて、アメリカ西海岸の雰囲気です。海外からの観光客も多く、一瞬今どこに居るんだったかな?と思いました(半分嘘です)。

A-FACTORY 一階奥のオーシャンズダイナー店内。

A-FACTORYは、一階エントランス入ってすぐの所ほ、先週紹介したアスパムの様に、青森県産のお土産が一堂に並んでいます。JRの旅の時は、こちらでお土産を選ぶのもおすすめです。りんごのシードルワインなど重いものは、発送してくれるので、便利です。

A-FACTORY

OCEAN’S DINER

いかがでしたか?

青森県立美術館では、一週間前から、奈良美智さんの展覧会も始まりました。これから紅葉シーズンを迎える青森旅に、ぜひ出かけてみてくださいね。

先週の青森県立美術館入り口。企画展は、青森県出身で世界的に評価の高い、奈良美智さんの作品展。