今週ずっとXのトレンドのトップを走っていた大林ミカさんが、内閣府の再エネタスクフォースを辞任しました。
中国企業ロゴ入り資料作成、自然エネルギー財団の大林ミカ氏が内閣府タスクフォース構成員を辞任https://t.co/mCZvsq7wbQ
大林氏らによると、タスクフォースを所管する河野太郎規制改革担当相に辞任届を提出。受理されたという。
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 27, 2024
しかし辞任しても問題は解決しません。自分の経歴について公の場で説明が必要です。まず自然エネルギー財団の公式プロフィールはこれ。
ところがここには、学歴が書いてありません。普通は政府の審議会に出るような有識者なら、大学教授とか博士号をもっているとかが普通ですが、大林さんの学歴は「小倉の高校」としかわかっていないのです。2007年のインタビューではこう語っています。
大林ミカ
小倉の高校を卒業するまで、文学が好きで詩人を夢見ていた…
東京に出て翻訳の学校に通ってからは海外現代詩の翻訳家を志し、夫もロック・ミュージシャンで、原子力とは全く違う世界に埋没していた。https://t.co/XZ2mg8Krhl pic.twitter.com/euHv3f2gmp— 祭主🍏💉💉💉🍋 (@saishusaishu) March 23, 2024
この東京の「翻訳の学校」が最終学歴のようです。その後は「時給制の英語塾の教師」をやったりして、1992年に高木仁三郎の原子力資料情報室に翻訳のアルバイトとして入りました。1964年生まれらしいので、このとき28歳。
2000年に原子力資料情報室をやめ、飯田哲也さんと「環境エネルギー政策研究所」を設立しました。
このようにアカデミックな業績は何もありませんが、活動家としての経歴は華やかで、社民党の福島みずほ党首の応援団を自認しています。
「福島みずほのどきどき日記」w
「環境エネルギー政策研究所の大林ミカさん。
みずほ応援団、環境・反原発勝手連の中心メンバーとしてもパワフルに活動してくださっています。」https://t.co/9sm1BqvomF pic.twitter.com/9ILwn9P21V— hirokuma@自民党員政治系YouTuber『メディアが報じない保守系News』 (@hirokumach) March 25, 2024
グリーンピース・ジャパンの理事にも名前がありますが、公式プロフィールには書いてない。
再エネタスクフォースの中心メンバーとして、あちこちの役所の審議会で暴れ回り、中国とも関係が深い。
再エネTF構成員から「国家電網公司」という中国の電力会社名の透かしが入った資料が提出されていた問題、再エネTF構成員の大林ミカ氏が事業局長を務める自然エネルギー財団は、国家電網公司が設立した国際送電網の構築をめざす団体に理事会メンバーとして参加。ちなみに当該団体の副会長は孫正義氏。 pic.twitter.com/E5Gq2PhVoJ
— たそがれ電力 (@Twilightepco) March 23, 2024
日本の電力網を中国共産党の支配下に置く「アジアスーパーグリッド」の中心人物でした。
例の再エネ資料における中国企業の透かし問題について調べていたら、時の人「大林ミカ」氏が20年に提出した英語の資料を見つけた。ここには、「アジアスーパーグリッド」について、「その目的は、中国・韓国・ロシア・日本を繋ぎ、モンゴルを主要エネルギー供給地とした電力網を築くこと」と明記されて… pic.twitter.com/Jv3jYe4WUo
— リフレ女子 (@antitaxhike) March 26, 2024
なぜか事務所には中国の朱鎔基元首相の額が。
>大林ミカ氏、下記の大林氏の背後の額はなぜか「朱鎔基」、中国の元首相です
ぎゃあぁ
なんで中国の元首相の写真なんか飾ってるのよ… https://t.co/wLQSeHrOwg pic.twitter.com/ym7KYCade7— ゆりまか (@STEPAYURIMAKA) March 24, 2024
河野太郎さんとともに行動し、国会でも「原発ゼロ」議員を集めています。
しかし国籍は不明。「大林ミカ」が本名かどうかもわからない。
>『タスクフォースのメンバー4人を住基ネットで検索したことがあるんだけど、「大林 ミカ」だけ該当しなかった。経歴・学歴はおろか国籍・本名も不明な人』
そういう人を一般的に『スパイ』と呼びますね。
— なつあに (@natsuani) March 23, 2024
このように謎だらけですが、今に至るも内閣府から公式の説明はありません。なぜこんな正体不明の人物を政府の有識者会議に入れたのか。大林ミカさんについてのセキュリティ・クリアランスと情報公開が必要です。