アメリカのトランプ大統領は4日(日本時間5日)、ワシントンでイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、その後の共同記者会見で、アメリカがパレスチナ自治区ガザを所有し、再建すべきだとの考えを示しました。
これは……。 https://t.co/tHK8DdyRQb
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) February 5, 2025
トランプ大統領は、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、所有し、現地の危険な不発弾や武器を撤去する責任を負う」と述べた上で、「長期的に所有し、中東全体の安定につなげたい」との意向を表明しました。
また、ガザの住民全員を別の場所に移住させるべきだと主張し、ヨルダンやエジプトに受け入れを求めていることを明らかにしました。しかし、アラブ諸国はパレスチナ難民の恒久的な再定住に強く反発しています。
こ…これはまた大胆というか
所有?
要はアラブ人を追い出すということか最終的にガザ住民をアメリカが受け入れるわけではないのも、すごい
【速報】トランプ大統領「ガザはアメリカが所有する」 ガザ住民「全員の移住」を提案 pic.twitter.com/1KgSqhmHPO
— ところてんアーミー (@robinsp254) February 5, 2025
こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。中東パレスチナ情勢。ガザ停戦合意を受けアメリカトランプ大統領によるガザ避難者の周辺国受け入れ要請をエジプトとヨルダンが拒否。パレスチナ人の土地と人権を無視した外交姿勢を非難。トランプ大統領による経済圧力の脅しが突きつけられる可能性。
— 渡部陽一 (@yoichiomar) February 3, 2025
石破首相がガザ住民の日本への受け入れを検討というニュースに愕然としている、、
— アメリカから見た日本 (@yamatogokorous) February 3, 2025
さらにトランプ大統領は、ガザを更地にして経済開発を進め、多くの雇用と住宅を提供する考えを示しました。具体的な再開発計画には言及しなかったものの、「アメリカが所有することで中東全体が誇れる地域になる」と強調しました。
トランプ ガザ地区はずっと地獄地区だった。戦争で焼野原になって人が住めない状態なので、アメリカがデベロッパーになって、世界のリゾート地にします。イスラエルとパレスチナに分割して、アメリカ(ガサ)が監視する。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) February 5, 2025
トランプ大統領は「住民はガザに住民は戻るべきではない」とし、移住の規模について問われると「全員だ」と答えました。日本では2月3日の国会答弁で、石破首相がガザの住民を日本で受け入れを表明したことが、波紋を広げています。