サンチェス首相、トランプ大統領にロタとモロンの基地の使用を拒絶

スペインにある米軍基地を利用して米国が燃料輸送機KC135をイラン攻撃に参加させようとしていたことをNATO加盟国のスペインが拒絶するという姿勢を表明した。これに対して、トランプ大統領はサンチェス首相の姿勢に強い不快感を表明し、スペインとの貿易を全面停止する指示をベッセント財務長官に出したことを明らかにした。

このような決定に至るまでにトランプ大統領とサンチェス首相の間には以下のような経緯があった。

ペドロ・サンチェス首相

NATO加盟国の間で国防費をGDPの5%に引き上げるようにトランプ大統領が加盟国に要求したことに対し、唯一サンチェス首相は反対を表明し、GDPの1.5%の維持を表明した。

イスラエルのガザ攻撃にサンチェス首相は反対を表明。この姿勢にハマスとイエメンのフーシ派がスペインに感謝を表明するという事態が起きた。

そして今回の米軍基地の使用を禁止したサンチェス首相にイランの革命政府が同じくスペインに感謝するという事態が発生。

更にスペインは中国への接近を強め、ファーウェイと契約した。国家警察並びに治安警察が使用している通信管理や傍受の安全性の確保やデーター保存が目的だ。

このような経緯があって、トランプ大統領はサンチェス首相への不満が募って行ったというわけだ。

スペイン政府の姿勢にスペイン国民の多くが反対している

このようなスペイン政府の米国への協力姿勢に欠ける事態を重く見た米トランプ大統領はついに堪忍袋の緒が切れたという感じだ。そして遂に、スペインとの貿易の全面停止をトランプ大統領は指示したというわけだ。

これが現実化すると、スペインは247億ユーロ以上の取引額と投資額を失うことになり、天然ガスも現在使用している量の30%も失うことになるという。(3月4日付「OKディアリオ」から引用)。

サンチェス首相は精神的に政権運営能力を失っている

スペイン国内においても、サンチェス首相の政権運営には不満が募っている。既に、有権者の6割以上が野党国民党とボックスへの支持を表明している。即ち、仮に総選挙を実施すれば3分の2近くの議席数を右派が制する勢いだ。ところが、サンチェス首相は政権にしがみ付いており解散選挙をする意向はない。その高いツケを今、スペインは払わされているということだ。

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