公明党、来年の統一地方選では中道に合流せず解体への第一歩か

2月の衆院選で大敗した中道改革連合をめぐり、公明党の地方組織が距離を置く姿勢を鮮明にしている。3月6日に公明党が地方議員を集めて開いたオンライン会合では、中道改革連合への合流を見送り、公明党として統一地方選を戦う方針案が示された。新党の看板だけ掲げながら実態は別組織という、奇妙な構図が改めて浮き彫りになった。

  • 中道改革連合は1月、立憲民主党と公明党の衆院議員を中心に結成された新党。野田佳彦氏と斉藤鉄夫氏が共同代表を務めたが、参院議員や地方議員は合流せず、衆院議員だけの不完全な体制でスタートした。
  • 2月の衆院選で中道改革連合は大敗。議席を大きく減らし、野田氏と斉藤氏が辞意を表明するなど、結党直後から求心力を失った。
  • こうした状況の中、公明党は6日に地方議員会合を開催。2027年春の統一地方選では、中道改革連合への合流を見送り、公明党として独自に候補者を擁立する方針案を示した。
  • 統一地方選では、中道改革連合は独自候補を立てず、公明党や立憲民主党の候補を推薦する方向で調整する案も示された。新党の存在意義が問われる形だ。
  • また、自民党との選挙協力は原則行わない方針も確認されたが、地方事情によっては調整が難しくなる可能性も指摘されている。
  • 会合では地方議員から大きな異論は出なかったとされるが、これは支持というより、中道改革連合に深く関わりたくないという空気の表れとも見られる。
  • 「中道は失敗だった」「合流を見送るなら最初から作る必要がなかった」といった批判が多く、「解体への第一歩ではないか」という見方も広がっている。

今回の公明党地方議員会合は、中道改革連合の弱い基盤を改めて示す結果となった。衆院議員だけが参加し、参院議員や地方組織が距離を置く状況では、政党としての一体感は乏しい。3月14日の臨時党大会で方針が示される予定だが、中道改革連合の先行きには依然として大きな疑問符が付いたままである。

立憲民主党HPより

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