WBCでベネズエラが米国に勝利

日本が敗れたベネズエラが米国に勝ち、WBCに勝利した。ニコラス・マドゥロ大統領を拉致されたベネズエラにとっては胸がすく想いだったろう。勝者を心の底から称えよう。その一方で、3三振に終わったジャッジ選手に対する誹謗中傷が渦巻いているようだし、日本では伊藤選手が標的となった。

優勝の瞬間を喜ぶベネズエラの人びと

スポーツには必ず、勝者と敗者がいる。100戦して100勝することなどプロの世界ではありえない。ファンが敗戦の責任者を探して、人格まで否定するようなコメントをする社会は間違っている。匿名に隠れて非難する輩を私は許せない。勝者と敗者の両側をリスペクトすることが大切だ。

匿名に隠れて非難してくる人たちの対象にもなった一人の人間として、言葉は人の心を深く傷つけることを改めて強調したい。全力を尽くしても負けるときは負けるのだ。敗者に対して卑劣な言葉を投げつけることが、自分の心の貧しさを映し出していることを知るべきだ。おぼれる犬に石を投げるけることなど、武士道の国の人間としてするべきことではない、

勝者は敗者称え、敗者は負けても卑屈にならない姿勢こそ日本人なのだ。

高市首相が訪米し、トランプ大統領と会談する。きっと無理難題を押し付けてくるだろう。しかし、わずか250年の歴史しかない国に卑屈になる必要はない。数千年の歴史を持つ、日出ずる国として言うべきことはしっかりと伝えて欲しいと願っている。

イラン戦争は間違っている。人の命は重いものだ。早く戦闘を終わらせて欲しい。これを明確にトランプに伝える日本のトップであることを願ってやまない。


編集部より:この記事は、医学者、中村祐輔氏のブログ「中村祐輔のこれでいいのか日本の医療」2026年3月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。

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