ナントまで来たので、「ヴァンサン・ゲルレ」に寄り道。
腕利きのショコラティエ&パティシエであり、”ルレ・デセール”のトップを二期勤めているお菓子界の重鎮。ナント出身で、この町発祥のフランスで一番有名なビスケット”リュ”のプティブールを、ショコラ&サブレプラリネで作ったP’tit Beurreが代表作。

パネトーネ持ってニッコリ☺️

創業当時は右奥に見えてる小さな部分だけだったお店がどんどん拡張
ここが本店で、ナント周りにたくさんブティック持ってる

ノエル前だからか、すごい数のお客様がひっきりなしに出入りしてる



こちらはショコラのパネトーネ
今日の目的は、ショコラではなくパネトーネ。ナントのフランスイタリア文化振興団体みたいなのが去年、ヴァンサンシェフのパネトーネを、“2024年ナントのベストパネトーネ”に選んだ。のがとても気になって、パリに戻る前にブティックに立ち寄る。
フリュセック入りの定番と、ショコラティエなのでショコラ味も。両方気になるけど、コンクールで優勝した定番をゲット。

ヴァンサンシェフのパネトーネ生地
ヴァンサンシェフに聞くと、ルレ・デセールの繋がりでイタリアの腕利きパネトーネ職人に教えてもらったり、パリのパネトーネの雄「クリストフ・ルイ」で「ヴァンサン・ゲルレ」のクリエーションシェフが修業させてもらったりなどして、高度な製法を学んだそう。
親酵母はもちろんイタリアから。そこに、いつも使ってる上質な粉やフリュイコンフィ。イタリアよりずっと良質なフランスのバターは、ご近所ベイユヴェールの作りたて。なるほど〜、絶対おいしいに決まってる♪
TGVの荷物置き場で、心無い乗客の荷物に押しつぶされそうになるのを必死に守り、抱き抱えてパリに持ち帰り、友人宅でのディナーの最後にカット。

ぐ〜〜〜〜〜んと気持ちよさそうに伸び切ったパネトーネ生地、さいこ〜。フワッフワでモッチモチ。これぞパネトーネ!たまにブリオッシュみたいな生地なのがあるけど、このとろんというかくたっとした感じがパネトーネには必要だと思う。聞いていたからかもしれないけど、クリストフ・ルイのに確かに似てる。フルーツのクオリティはもちろん文句なしで、ほんとおいしい。ついつい二切れめに手が伸びる。
コンクール優勝、納得。すごいなヴァンサンシェフ、ショコラともパティスリーとも全く違うジャンルでこのレベルを出してくるとは、さすが巨匠。来年はパリでも売ってくれるといいな。


パネトーネ目的で行ったとはいえ、プチブールも持ち帰らずにはいられない。サクサクプラリネ&ショコラのおいしい融合を楽しむ。
ナント周りに8軒お店あって、名古屋タカシマヤにもコーナーが。そして来年は東京にもどうやら本格進出するらしい。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2025年12月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。







コメント