昨年までの「令和の米騒動」によるコメ不足と価格高騰が一転し、2026年現在は民間在庫が過去10年で最多の277万トンに達するコメ余り状態となっている。在庫積み上がりで卸売価格が下落し、農家への影響も懸念される中、政府や卸売業者への批判が相次いでいる。
昨年テレビは大騒ぎしてコメ不足を消費者に煽り、一転して余り始めると今度は生産者や卸がたいへんと煽り、そしてこういう無責任な結論。「コメ不足と価格高騰から一転、コメ余りとまだ続く“令和のコメ騒動”。日本人の主食だけに、価格と供給の安定が国の責務です」って……。↓ pic.twitter.com/y0pQmmYTlV
— 佐々木俊尚@新著「フラット登山 日本を歩く旅60」7月8日刊行! (@sasakitoshinao) June 8, 2026
【参照リンク】「仕入れが高すぎて…」 コメで1億5000万円の赤字 在庫は去年の約2倍 価格下落で卸売業者は悲鳴 CBCテレビ
- 農林水産省は2025年産の増産を促した結果、在庫が急増した一方で需給調整の遅れが指摘されており、JA新潟中央会などは「需要に応じた生産」を求める要請書を提出した。
- JA農協は高値期に高い概算金を提示して集荷を増やしたが、在庫を抱え込む形で価格維持を図ったとされ、卸売業者との間で「出し渋り」が批判されていた。
「日本人の主食だけに、価格と供給の安定が国の責務です」
このテレビ局の結論だが、それがよくある間違いだ。輸入を自由化して後は放置でいい。
需要の価格弾力性が低いので供給量次第で価格は乱高下する。在庫を抱える卸はハイリスクを狙ったのだから自業自得だ。https://t.co/UxfAcJUi3x— 戯画兎 (@giga_frog) June 9, 2026
- ことしは一転して卸売業者は高値仕入れの在庫が売れ残り、1社あたり数億円規模の赤字を計上するケースも報告され、「赤字覚悟の安値放出」に追い込まれている。
- 「去年は在庫出し渋って高騰させたのに今度は被害者面」「農協と政府の政策ミスで農家と消費者が振り回される」といった声が目立ち、消費者からは価格下落を歓迎する一方で「コメ離れが進む」との指摘も出ている。
- 備蓄米放出後の在庫管理不足や、市場任せの政策が乱高下を招いたと分析されており、生産者からは「問い合わせがピタリ止まった」との悲鳴が上がっている。
- 輸入米の増加や外食需要の低迷も余剰を加速させており、農家は生産コスト高騰の中で新米価格下落を懸念している。
こうした状況は、短期的な需給対応に偏った政策の限界を露呈した形だ。政府や農協、卸売業者は今後、安定した供給体制の構築と透明性の高い情報発信を求められている。コメをめぐる混乱が再び消費者の信頼を損なわないよう、抜本的な対策が急務である。

鈴木憲和農水相Xより







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