シニアの生活を豊かにするために必要なものは、「健康」「お金」「人間関係」の3つだと思っています。

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3つのうち健康とお金は自分自身でコントロールできますが「人間関係」は相手があってのことになります。
シニアになると人付き合いはずいぶん変わっていきます。
仕事の第一線を退けば仕事関係の繋がりは減っていきます。社内でのポジションもラインから外れて閑職になってしまえば、周りにいた取り巻きが潮が引くようにいなくなってしまいます。
また年齢を重ねれば重ねるほど周囲の高齢者がこの世を去っていき、人間関係は狭くなっていきます。
そんな状況を寂しいと思ってシニアになっても積極的に新しい人間関係を構築しようと活動する人を見かけますが、無理をするのはやめた方が良いと思います。
なぜならシニアが自分が付き合いたいと思っている相手に付き合いたいと思われる可能性は極めて低いのが現実だからです。一部の特別な人たちを除いて、人生のピークを過ぎた人とお付き合いしたいと思われることはありません。
誰もただの年寄りの説教じみた話や、過去の自慢話、昭和のようなハラスメント発言を聞きたいとは思っていません。
そこまで害は無くても、自分が経験した昭和バブルの頃の思い出話や、80年代の音楽やアイドル歌手の話を聞きたいと思う人は同世代であってもいないと思っておいた方が良いでしょう。
もしそんな話に付き合ってくれる人がいたら、何か「別の目的」があると思うべきです。
最近増えているシニアをターゲットにした詐欺事件。シニアが金融詐欺にあったり、ロマンス詐欺でお金を巻き上げられたりする根本原因は「勘違い」です。
男女限らずシニアになっても自分がモテるのは悪い気分ではありません。そんな自分に寄ってくる人がいると、自分にもまだ魅力があると勘違いしてしまう。相手が近づいてくるのは自分に魅力があるからではないと一歩引いて冷静に分析してください。
ロマンス詐欺に限らず、シニアになってからの人間関係には打算と思惑が働くことが大半です。
人間関係を広げようとしてそんなリスクを自ら取りにいくよりも、今まで構築してきた人間関係を大切にするべきです。
人生において大切なのは打算による人間関係ではありません。長年築いてきた人間関係には損得勘定を超えた心のつながりがあり安心できます。
そんな関係を深めていくのに、時間を使う方が人生の満足度は高まると思います。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年6月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。







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