
おはようございます。朝8時前、愛知県知多半島の先端、師崎(もろざき)港に来ました。

師崎はこの先に見える有人島、篠島、日間賀島への玄関口。このシーズンは海水浴に向かう客で賑わいます。そのためこの周辺の駐車場は朝8時半にはほぼ満車になります。島に行く観光客が多く長時間停車するためなかなか空きません。駐車場を確保するためには朝早くに知多半島の先端まで来る必要があります。

さて、そんな私は島には渡らず、師崎周辺を散歩します。師崎にある半島最南端の岬は「羽豆岬(はずみさき)」といいます。岬一帯は神社となっている神聖な場所です。

岬の先端は小高い丘になっています。この上に神社があります。階段に登って神社に向かいます。

参道の案内板。よく見ると誤字が… 「弾み先」ではないですよ。

羽豆神社は縁結びの神様です。祭神の建稲種命は日本武尊の命で水軍を指揮する直前に妻の玉姫とこの地を毎日散策し、出征すると玉姫は毎日ここで夫の帰りを待ったといいます。ちなみに建稲種命は水軍の幡頭(はたがしら)をつとめ、その読みが転じてここが「はず」と呼ばれるようになりました。

そんなわけで絵馬も縁結びっぽいデザインです。絵馬を眺めて気づくのは、縁結びの祈願よりもアイドルグループのメンバーの活躍を願う絵馬が多いこと。
実はAKBグループで名古屋を地盤とするSKE48が「羽豆岬」という曲を出しており、SKE48ファンの聖地になっているのです。このMVでもここでロケした場面が多数登場します。

展望台から篠島を望む。
羽豆神社の先には展望台があって、篠島や日間賀島、その先に見える渥美半島も望むことができます。夏は水蒸気で靄がかかっていますが、冬はより澄んだ景色が見られそうです。

羽豆岬のある小高い丘は遊歩道になっています。ここで自生するウバメガシの枝がトンネル状になっていてロマンチックなことから、ロマンスロードと呼ばれています。縁結びの神社である羽豆岬と合わせて恋人の聖地と銘打っています。ただちょっと今回は葉が少ないようで思ったようなロマンス感は出ていなかったような気がします。

ロマンスロードのなかにも展望台があります。
こちらのほうがより高くから師崎の港や伊勢湾の景色を望むことができます。

朝の師崎の景色。

遠く、三重県松阪方面の陸地もうっすらと見える。


丘の下に戻って来ました。丘の下も海岸沿いに遊歩道があって穏やかな海の景色を眺めることができます。ちなみに知多半島の最南端である羽豆岬には灯台はなく、少し北の野間に野間灯台があります。主要な岬には灯台があるんですが、ここは例外のようです。
朝の羽豆岬は島に向かう観光客がいなくなれば再び静けさが訪れ、ゆっくりと散策を楽しむことができました。灼熱の名古屋とは異なり、海に面していることもあって気温も幾分低めです。篠島、日間賀島の島観光の合間にぐるっと散歩するのにいいのではないでしょうか。SKE48の「羽豆岬」では夕焼けが登場します。今度は是非夕焼けの美しさを楽しみに来てみたいですね。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2026年8月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。







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