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- 買ったのは Ray-Ban Meta (Gen 2) Wayfarer の偏光レンズ・グラファイト。日本価格で8万円弱。■RW4012 601ST3カーボンポラロイズドレンズ
- 買った動機はAIではなく釣りだった。魚とのファイトシーンを撮りたい。両手が塞がる釣りでは、スマホは絶対に間に合わないしかといってInsta350 G0を帽子やハーネスにつけると煩わしいしオンするのに片手を使う
- 使って分かったのは、この製品の本質が画質でもAIでもなく 「撮影のタイムラグがゼロになること」 だということ。スマホを取り出してセットする5秒、片手が塞がる不便、被写体が身構える一瞬 ―― それが全部消える
- 第1世代(Ray-Ban Stories)は事実上失敗している。購入者の1割未満しか使わなかった。第2世代で何が変わったのかを、その失敗の理由と突き合わせて書く
- 正直な但し書きは3つ。①電波が悪いとAIだけが黙る ②偏光レンズは夜と雪山で使えない ③「相手が身構えない」ことは長所であると同時に、そのまま最大のリスクでもある
- 結論として、iPhoneを1世代分買い替えるより、こちらのほうが生活が広がった。クリアレンズでもう1本買うつもりでいる
なぜ第1世代は誰にも使われなかったのか
Metaがスマートグラスに手を出したのは今回が初めてではない。2021年に Ray-Ban Stories という製品を出している。カメラ付きのサングラスで、写真と動画が撮れる。コンセプトは今と変わらない。
結果は惨敗だった。
米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じたMetaの社内文書によれば、2021年の発売から2023年2月までに販売されたのは約30万台。そのうち月間アクティブユーザーは約27,000人。購入した人の1割未満しか常用していなかった計算になる。
30万台売って、使っている人が2万7千人。これは「売れなかった」のではない。売れたが、使われなかった。ハードウェアの失敗としては、売れないことより深刻な種類の失敗である。
理由は4つに分解できる。
第一に、AIが賢くなかった。2021年はChatGPT以前である。グラスに話しかけて有益な答えが返ってくる時代ではなかった。
第二に、バッテリーが持たなかった。使いたい時に切れているデバイスは、だんだん持ち出されなくなる。
第三に、画質が足りなかった。せっかく撮っても、スマホで撮り直したくなる画質なら、結局スマホを取り出す。
第四に、撮ったものの使い道がなかった。撮影の手間が減っても、その先に何もなければ、撮る動機自体が生まれない。
この4点は独立していない。どれか1つでも欠けると、残りの3つが機能しても「使わない」に収束する。カメラが良くてもバッテリーが切れていれば意味がなく、バッテリーが持ってもAIが馬鹿なら話しかけなくなる。スマートグラスというカテゴリは、全条件を同時に満たして初めて日用品になる、閾値型の製品だったということだ。
2023年に Ray-Ban Meta(第1世代)が出て、ここで初めて Meta AI が載った。カメラも改善された。だが、後から振り返れば、これもまだ途中経過だった。ちなみに私はJINSのスマートグラスを買ったが一回も使いませんでした。w
第2世代で何が変わったか
Ray-Ban Meta(Gen 2)は2025年9月17日に発表された。価格は379ドルから。前節の4つの敗因に、そのまま答え合わせをしてみる。
バッテリー:通常使用で最大8時間。Metaは公式に「Ray-Ban Meta(Gen 1)のほぼ2倍」と書いている。さらに充電ケースで追加48時間ぶんの充電ができ、20分で50%まで回復する。朝掛けて夜まで持つ。「切れているかもしれない」という警戒が消えると、デバイスは本当に日用品になる。これは数字以上の変化だった。
画質:3K Ultra HD、最大60fps。ウルトラワイドHDRで、公式いわく「前世代の2倍以上の画素数」。後述するが、第2世代の画質は「記録が残ればいい」水準ではなく、そのまま人に見せられる水準になっている。
AI:これはMetaの努力というより、この2年で世界中のLLMが賢くなった果実である。2021年に不可能だったことが可能になっただけとも言える。だが理由が何であれ、話しかける価値のある相手になったことは変わらない。
使い道:ここは各自の生活次第だが、少なくとも私には釣りとスノーボードという明確な用途があった。
日本でのラインナップと価格
日本での発売は2026年5月21日。Oakley Meta と同時上陸だった。
| モデル | 価格(税込) |
|---|---|
| Ray-Ban Meta (Gen 2) Wayfarer / Headliner / Skyler | 89,100円(Transitions®調光) |
| Ray-Ban Meta (Gen 2) Scriber Optics / Blayzer Optics(度付き対応) | 82,500円 |
| Ray-Ban Meta Charging Case | 19,140円 |
発売時のImpress Watchの報道では73,700円からとされており、レンズの構成によって価格が変わる。ここは実店舗で現物の構成を確認したほうがいい。
セットアップ ―「日本語対応済み」のはずが、英語だった
ここで最初につまずいた。
Metaは日本発売の時点で「Meta AIは日本語に対応済み」とアナウンスしている。ところが箱を開けて設定を始めると、デフォルトは英語で、Meta AIアプリから日本語を選ぼうとしても選択肢に出てこない。
正直、ウンザリした。8万円払って、AIと英語で会話するのかと。
結局どうしたかというと、Meta AIアプリに「日本語にしたいんだけど」聞きながら、本体のファームウェアとiPhone側のアプリを両方アップデートし、あれこれ触っているうちに日本語が出てきた。
後からMetaの公式ヘルプを確認して腑に落ちた。ライブ翻訳の利用条件として、こう明記されている ――「AIグラスに最新のファームウェアがインストールされている」「Meta AIアプリが最新バージョンにアップデートされていること」。
つまり 「日本語対応」は、出荷された個体に最初から入っているとは限らない。店頭在庫のファームウェアは日本語対応前のビルドのまま流通していて、購入者は自力でアップデートに辿り着く必要がある。メーカー側も前提条件として認識しているが、箱の中には書いていない。
撮影 ― この製品の本質は「タイムラグがゼロ」
ここが本題である。
スマホで目の前の光景を撮るとき、実際には4つの工程を踏んでいる。①ポケットから取り出す ②画面をアンロックする ③カメラアプリを起動する ④構えて画角を決める。慣れた人でも5〜6秒かかる。その間に対象が動いたり見失ったりはよくある。
このグラスは、0工程である。
テンプルのボタンに指を触れれば、または「ヘイ、Meta、動画を撮って」と命令すると1秒かからずに録画が始まる。それだけだ。この差が、実際の生活で何を生むか。
撮れる画が「見ていたもの」と一致する
グラスのカメラは目線の高さにある。だから撮れた動画が、ほぼ自分が見ていた視界そのものになる。スマホを構えて撮った映像には必ず「スマホ越しに見た」というワンクッションが入るが、それがない。後から見返したときの体験の生々しさが違う。
チャンスを逃さない
「あ」と思ってから撮影開始までが1秒以内なので、スマホを出している間に終わってしまう類の出来事が撮れる。子ども、動物、街中の一瞬。これまで「撮れなかった」と諦めていた領域がまるごと使えるようになる。
被写体が身構えない
これが想像以上に大きかった。スマホを向けられた瞬間、人は顔を作る。カメラがサングラスの中にあると、相手はカメラを意識しないので、自然な表情と姿勢のままでいる。家族や友人の写真の質が、機材のスペックとは関係ないところで上がる。
(ただしこれは、そのまま後述のリスクの話でもある)
両手が塞がっていても撮れる
釣り。そもそもこれが購入動機だった。魚が掛かってからのファイトシーンは、両手が竿とリールで完全に塞がっている。スマホを出す手はない。だから今まで一度も撮れたことがなかった。それが撮れるようになった。電源を入れるために手を離す必要すらない。
スノーボード。仲間の滑りを追い撮りするとき、これまではカメラを回しっぱなしにして、後から延々と要らない部分を切る作業をしていた。グラスならシャッターチャンスだけを撮れる。しかも撮影のために滑りが乱れない。撮影の負担がゼロだから、滑ることに集中したまま記録が残る。
屋外だとこんな感じ
運転中。走りながら撮れる。これは「便利」という話ではなく、スマホでは物理的に不可能な画が撮れるという話である。運転中にスマホを構えることはできないので、これまでフロントガラス越しの光景は「記憶に残すだけのもの」だった。
ただしこれには但し書きが必要なので、記事の後半に別立てで書いた。
室内の料理 ―― 一番よく使う機能は、実は地味なところにあった
意外なことに、日常で最も頻度が高い使い方は料理の撮影だった。
外食で料理を撮るとき、スマホには独特の気まずさがある。同席者を待たせる。店員の視線が気になる。立ち上がって角度を探すのも憚られる。結局「まあいいか」と撮らずに食べ始めることが多かった。
グラスなら、料理を見た瞬間にテンプルを触るだけで終わる。誰も待たない。誰も気づかない。料理を見下ろす角度は、そもそも人間が食べるときの視線そのものなので、構図を考える必要すらない。
そして室内の料理写真は、このカメラにとって一番条件が厳しい被写体でもある。屋内は暗く、飲食店の照明は色が転びやすい。ここで使えるかどうかが「日常のカメラ」になれるかの分かれ目になる。

判断は見ていただくとして、広角であまりよれない。店内の風景はいいが料理には向いてなかった。w
画質
第2世代の3K映像は、率直に言って綺麗だ。「グラスで撮ったにしては」という留保が要らない。
なお、この記事の作例はすべて無補正。画質だけを見てほしいからだ。
そして3枚を、明るい野外・走行中・室内の順に並べたのは意図がある。カメラの評価は明るいところではなく暗いところで決まるからだ。野外が綺麗なのは当然として、室内でどこまで粘るかを見てほしい。第1世代が「撮ったのにスマホで撮り直した」を繰り返させたのは、まさにここだった。
偏光レンズを選んだ理由と、その限界
購入時に選んだのは偏光レンズのグラファイトだった。理由ははっきりしている。釣りだからである。
偏光レンズは水面の反射光を除去する。だから水中が見える。ラインが見える。魚が見え、ストラクチャーが見え、ルアーの位置が見える。釣りをする人間にとって偏光グラスは装飾品ではなく道具で、「撮影用のグラスを買うなら偏光一択」という判断は自動的だった。
実際、日中の屋外では文句がない。ギラつきが消え、水面が抜ける。
ところが使えない場面が2つあった。
つまり偏光は「日中の屋外専用」である。使ってみるまで、これを制約として認識していなかった。
なので、クリアレンズのモデルをもう1本買おうと思っている。8万円のデバイスを、2本。自分でも少し呆れているが、それくらいには生活が変わったということでもある。
これから買う人へ ― レンズの選び方
- 1本で済ませたいなら、最初から Transitions Gen S の調光レンズ。屋外で濃く、屋内で薄くなる。汎用性が段違いで、後悔する確率が最も低い
- 用途が完全に屋外(釣り・マリン・ゴルフ)に振り切っているなら偏光。ただし夜とゴーグル下は捨てることになる
- ゴーグルの下に入れる、夜間も使う、屋内でも掛けるなら、クリア一択
- 視力矯正が必要なら Optics モデル。これが選べるようになった意味は大きい
AI ― 運転中の話し相手として
Meta AI との会話は、正直、最初は「おまけ」だと思っていた。撮影が主目的だったからだ。
実際に一番使っているのは運転中である。
信号待ちや単調な道で、ふと浮かんだ疑問をそのまま口に出せる。天気、目的地周辺の評判の店、調べ物。スマホを触れない状況で、音声だけで完結する。ハンドルから手を離さず、視線を前から外さずに、調べ物ができるという体験は、思っていたより日常に食い込んでくる。
「話し相手ができる」という感想が一番近い。長距離を一人で走るときの体感時間が明確に変わった。ただし分析などはMetaAIは苦手でChatGPTやClaudeにも到底及ばない。徐々に進化していくはずだが。
ライブ翻訳 ― 仕組みと、その非対称性
日本語のライブ翻訳は、2026年6月末から段階的に配信が始まった。この時点で対応言語は日本語を含む20言語になっている。同時にスローモーション撮影、ハイパーラプス撮影、正面からの声を強調する「会話フォーカス」機能も日本で解禁された。
翻訳についてはまだ実際に試せていないので、ここは公式ヘルプで確認した仕様として書く。試したら追記する。
つまり 「聞き取りは解決するが、返答は解決しない」。これは期待する前に知っておいたほうがいい非対称性だ。入国審査や税関で「何を言われているか分からない」という状況は解消するが、答えるときには単語で回答するかスマホを出すことになる。
なお、実際に英語のプレゼンで試したギズモード・ジャパンの検証(2026年7月14日)によれば、翻訳の精度そのものは「聞きやすく、かなり正確な印象」だが、相手が話し終えた少し後に翻訳が始まるので常にワンテンポ遅れる。一方的に話し続けるプレゼンでは翻訳が届く前に話が先へ進んでしまい、会話形式なら間があるので追従できる。また長い翻訳が途中で止まることがあるという。
音楽・通話・その他
意外と語られないが、このグラスはBluetoothイヤホンの完全な代替になる。
音楽が聴ける。電話に出られる。オープンイヤー型のスピーカーなので耳を塞がず、周囲の音が普通に聞こえる。自転車、ランニング、街歩きで「耳を塞がずに音を聴く」という用途では、むしろ専用のイヤホンより安全で快適である。
そしてこれが効いてくるのは、持ち物が1つ減るという点だ。サングラスとイヤホンを別々に持ち歩いていた人間にとって、これが1つに統合される価値は地味に大きい。カメラも兼ねているので、実質3つが1つになっている。
このほかに搭載されている機能として、メッセージの読み上げと音声での返信、InstagramやFacebookへのライブ配信、「これ覚えておいて」と話しかけるリマインダー、見ているものについてMeta AIに質問するマルチモーダル機能などがあるが、日本での提供が始まったかどうかは未確認です。すまぬ。
一応「ヘイMeta! コレを見て」と呼びかけたあとにGARMIN見せて、ブランドを訊いてもわからないってさ。説明書見ろってそりゃそうだ。
弱点 ― 正直なところ
①電波が悪いと「AIだけ」が黙る
Meta AIとの会話はスマホの回線を経由する。だから電波の悪い場所では機能しない。
山に入る。電波の届かない田舎を走る。この状態で話しかけても、AIは答えない。山登りしながらだと使えるのか分かりません。山によるな・・
ただし撮影と音楽再生はグラス側で完結するので、圏外でも「カメラ付きサングラス兼イヤホン」としては普通に動く。音声では命令できないか撮影ボタン1度押しで写真、二度押しで動画。壊れ方としては、AIグラスから「AI」だけが抜け落ちるという形になる。
②1クリップあたりの撮影時間の上限
通常動画は3分です。逐次アプリに読み込んで削除して使う
実用上は大きな問題ではない。長回しが必要な場面ではそもそもアクションカメラを使うし、こまめにスマホへ吸い上げて本体から消せば済む。むしろ「長回しできない」という制約が、結果的に要らない映像を撮らない習慣を作っている面すらある。
③「相手が身構えない」ことの裏側
前半で「被写体がカメラを意識しないので自然な表情が撮れる」と書いた。これは製品の長所として本当だが、裏返すとそのまま、この製品の最大のリスクである。
誤解のないように先に書いておくと、「公共の場でカメラを持ち歩くこと」自体はもう問題ではない。観光地では自撮り棒やジンバルにスマホを載せて歩いている人が普通にいる。撮影機材を持って街を歩くことは、とっくに日常の風景である。
日本でこの製品について心配されるのは、そこではない。隠し撮りである。
2023年7月13日に撮影罪(性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律)が施行された。それまで都道府県の迷惑防止条例でバラバラに規制されていた盗撮が、国の刑事罰として統一されている。エスカレーターの下から、といった行為が念頭に置かれた法律だ。この製品が日本に上陸したのは、その3年後になる。
では、このグラスは盗撮の道具になるのか。私の結論は「向いていない」である。
理由は単純で、カメラが自分の顔と同じ方向を向いているからだ。グラスで何かを撮るということは、そこに顔を向けるということに等しい。不自然な角度から撮りたければ、自分がその不自然な姿勢を取るしかない。スマホを手に持って身体から離し、腕だけを伸ばして撮る ―― という、盗撮を成立させている自由度が、この製品には構造的に存在しない。
だから盗撮のリスクという意味では、このグラスより、今ポケットに入っているスマートフォンのほうがはるかに危険である。これは製品を擁護しているのではなく、リスクの所在を正確に置きたいだけだ。議論の的が外れていると、本当に注意すべき場所が見えなくなる。
では何が問題か。正面から、相手が知らないうちに撮られることである。
Metaもそこは分かっていて、録画中を示すLEDが付いている。しかもソフトウェアからは無効化できない設計になっている。設計思想としては正しい。
ところが、その正しさは市販品によって簡単に無効化されている。Amazonで「Ray-Ban Meta LED」と検索すると、LEDにかぶせる蓋が普通に売られている。改造ではない。工具も技術も要らない。貼るだけである。商品説明には、こう書かれている ――「完全にブロックされ見えません」。日本のAmazonに限った話ではなく、米Amazonでは “LED blocker” が独立した検索カテゴリとして成立している。単発の怪しい出品ではない。ジャンルとして市場が出来上がっている。
だとすれば、残るのは掛ける側が引く線だけである。家族や友人を撮るなら掛けていることを伝える。公共の場では人に向けない。当たり前のことだが、この製品はその「当たり前」を破るコストを極端に下げてしまっている。便利さを語るなら、ここに触れないわけにはいかない。
④運転中の撮影について
「運転しながら撮影できる」と書いたが、これを「だから合法です」と読まれると困るので明記しておく。
道路交通法はスマートフォンなどの「携帯電話用装置等」の保持や画像表示用装置の注視を禁じている。ハンズフリーだから何をしてもいいわけではなく、運転に必要な注意が削がれれば安全運転義務の側で問われうるが、スマホの画面を注視するのがダメなのでスマートグラスは関係ない。画面見てないからね。
交通事故のシーンや無謀運転見つけたら「ヘイMeta、動画を撮って」で撮れてしまう。煽り運転のアタオカドライバーに迫られたら顔もシャープに撮れますね。w
結論 ― iPhoneを買い替えるより、生活が変わる
最後に、8万円弱という金額をどう評価するか。
比較対象はスマホの買い替えでいいと思っている。同じくらいの金額で、同じくらいの頻度で検討するものだからだ。17Pro Max使っていて18ProMaxを注文してるが全く生活は変わらんよ。
iPhoneを1世代分買い替えて得られるのは、「速くなった」「カメラが良くなった」―― つまり既にできることの改善である。体験の種類は変わらない。去年と同じことが、少し快適にできるようになる。
このグラスで得られたのは、今までできなかったことだった。両手が塞がったまま撮る。相手が身構えないまま撮る。ハンドルから手を離さずに調べ物をする。耳を塞がずに音を聴く。どれも、去年の私にはできなかった。
改善と、追加。この差は金額では測れない。
だから私は、iPhoneを買い替えるより、こちらを買ったほうが生活が広がると断言しよう(iPhoneも買い換えるけどな w)。そして実際に広がった。
その証拠に、クリアレンズでもう1本買うつもりでいる。
誰に勧めるか
参考資料
- Ray-Ban Meta (Gen 2) Now With Up to 2X the Battery Life and Better Video Capture — Meta Newsroom
- AIグラスでライブ翻訳を使う方法 — Meta公式ヘルプ
- Ray-Ban Meta AIグラス — Ray-Ban 日本公式サイト
- AIグラス「Ray-Ban Meta」遂に日本上陸 7万円台から — Impress Watch(2026年5月19日)
- Meta、AIグラス「Ray-Ban/Oakley」ライブ翻訳が日本語対応 — Impress Watch(2026年6月29日)
- Metaのスマートグラスが日本語ライブ翻訳に対応 — ギズモード・ジャパン(2026年7月14日)
- 性犯罪関係の法改正等 Q&A — 法務省
- Fewer Than 10% of Meta Ray-Ban Stories Buyers Actually Use Them — PetaPixel
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2026年9月18日の記事より転載させていただきました。









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