「天皇陛下が旧宮家養子に反対」という悪質不敬デマを糾弾

陛下が旧宮家からの養子案に疑念を持たれていると言ったデマが飛び交っているが根拠がない。躊躇されているとしたら愛子さまが結婚後も皇室に残留されるということについてと考えるべきだ。

宮内庁HPより

「国民の納得」は養子案だけに向けられたものではない

今回の国会の総意は、皇族女子の結婚後の皇族身分保持と旧宮家からの養子とがワンセットになったもので、陛下が「国民の納得」を希望されているのが、養子案にのみむけられたものであると解釈するのはあり得ない解釈だ。また、「国民の納得」は否定的なニュアンスを含むものでもありえない。

会見で示された陛下のお言葉

ことの経緯はこうだ。13日には天皇皇后両陛下がオランダ・ベルギー公式訪問へ出発。されたが、それに先立って11日に皇居・宮殿で行われた陛下の会見では、皇族数確保の議論についても質問がなされた。

「記者会から『議論の受け止め』について問われた陛下は、『制度に関わる事項については私から言及することは控えたい』とされながらも、『皇室のあり方や活動の基本は国民の幸福を常に願い、国民と苦楽を共にすること』だと前置きされ、続けて、『こうした皇族数の確保のあり方についての議論においても、国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります』と、お気持ちを述べられた。

これに先だって、黒田武一郎宮内庁長官は定例会見で、取りまとめられた総意を陛下に報告したことを明かし、「国民の理解や納得を得られるものとなるよう願われているのではないかと拝察している」と述べていた。

陛下は秋篠宮家への継承を否定されていない

そもそもこの提案は、陛下は満足されていると思う。陛下が秋篠宮皇嗣殿下、ついで悠仁さまへの継承に否定的である根拠はなにもない。立皇嗣礼を執り行い、後戻り出来ない印として「壺切御剣」を親授されている。平安時代に始まった儀式だが、この剣は三種の神器に準じるもので、この剣を親授されて皇嗣から外された前例は皆無である。

愛子天皇を想定した教育は見られない

また、愛子さまを天皇にすべき特別の教育をされている兆候もなく、むしろこれまで皇族女子がするべきと考えられてきたことも無理にさせることなく枠に嵌めずに好きなようにさせてこられた。

時間通りものごとをすることを嫌われる愛子さまに配慮して、小学校から大学まで遅刻せずに学校に行くようにいわず、行きたいと思えば行くように自由にされた。好き嫌いなく人に接するよう指導されることも無かった。

単独公務も眞子さま16歳、清子さまや佳子さまは19歳に開始されたが、22歳まで待たれた。

成年の儀の前月に記者会見するのが恒例だが、四ヶ月も先延ばしを認められた。また、伊勢神宮・神武陵・武蔵野御陵への参拝はついに実行されなかった。

海外への本格留学は天皇となる為に必要な経験と見なされるが、されないまま終わるようだ。

悠仁さまには将来を見据えた準備が進められている

このあたりは、悠仁さまについては、両親のみならず、上皇御夫妻が熱心に取り組まれ、幼少時から、沖縄・広島・長崎を訪問するなど平和学習にも取り組まれ、伊勢神宮や神武陵への参拝なども度々経験させるなど万全である。

こうしたことは、陛下が愛子天皇など考慮されていない証左だとみられる。

懸念があるとすれば女性皇族の結婚後残留

陛下が、国民の理解を心配されたとすれば、女性皇族が結婚後も皇室に留まれるようにできるようにする措置のほうであろう。

愛子さまは現行法制では、一生独身でおられるか、結婚して皇室を離れるかしか選択がなかったのを、結婚しても皇室に留まれるようにする選択を加えようというのであるから、それに否定的でおられるはずない。

ただ、3000万円ほどの皇族費をもらい、夫は自由に収入を得ることができ、赤坂御用地内に家族共々邸宅を与えられると言う好条件を国民が納得するか心配された可能性はあると思う。


系図でたどる日本の皇族


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