言論プラットホーム・アゴラの映像コンテンツ「アゴラチャンネル」。3月18日は増刊号として、アメリカの経済学者で、著名な経済ブログを運営するノア・スミス氏を招き、池田信夫アゴラ研究所所長との対談「アベノミクスをどう評価するか?リフレ派の論客と日米討論」 “Japan-US debate on Abenomics”を1時間半に渡って放送します。
アゴラチャンネルは毎週金曜日の番組ですが、今回はスミス氏の来日に合わせて、18日月曜日午後9時から行います。対談は英語で行いますが、番組中で池田氏が内容の要旨を視聴者の皆さまに紹介します。入口は上記「アゴラチャンネル」から。
安倍政権の採用するアベノミクス。その政策の採用後に、日本では株高、円安が生じました。そして、自民党政権が提唱するリフレ政策に、日本では賛否両論がわき上がっています。経済学者の間では、批判する人が主流です。池田氏も批判派の中心の一人です。
一方で、ノア・スミス氏は「効果はない」という批判を理解した上で、それでも山積する日本の問題を解決するためにリフレを試してみる価値があるのではないかと主張しています。
ノア・スミス氏のアゴラへの寄稿
「どうして「リフレ」にチャンスを与えないのか」
(英語版)Why Not Give Rifure a Chance?
「アベノミクスはどうなるのか」
(英語版)
スミス氏はアメリカの経済学者で、ニューヨーク州にあるストーニー・ブルック大学の准教授です。日本での学術論文の編集、リサーチを行った経験もあります。そのブログ「Noahpinion」は、米国で注目を集め、プリンストン大学のクルーグマン教授もブログで頻繁に引用しています。
多様な立場の人が意見を投稿する言論空間アゴラ。今では閲覧数が月300万ページビューとなり、言論サイトBLOGOSやヤフーニュースへの転載を含めるとその閲覧数は月500万ページビューを超えます。そしてネット空間で多くの人が集う「アゴラ」(議論の場)になりつつあります。次は映像を通じて、読者の皆さまと新しい形での言論を創造・発展させます。 (アゴラ編集部)