アゴラ運営のインターネット放送「言論アリーナ」。11月21日(木曜日)の放送は午後8時から1時間にわたって、「どうなる薬のネット販売–安倍政権の規制改革のゆくえ」を放送します(國領さんのロンドン化の飛行機が遅れるため、放送日を変更しました)。
出演者は、慶応義塾大学の理事、総合政策学部教授の國領二郎さん、医師・薬剤師である井上晃宏さんです。池田信夫アゴラ研究所所長がモデレーターを勤めます。
入口は上記のニコ生サイトから。Ustreamはこちら。YouTubeはこちら(放送後、掲載します)。
アベノミクスの「第三の矢」とされる規制改革。ところがその動きは、遅々として進みません。その象徴的存在が、薬のネット販売です。これまで禁止されていましたが、今年1月に最高裁が違憲判決を出しました。ところが厚労省がこれに抵抗。改正に至ったものの、除外が多く、楽天などのネット企業が反発しています。
なぜ厚労省はこれほどこだわるのかを説明し、医療保険制度との関連、経営と規制の関係を概観して、安倍政権の規制改革のゆくえを分析します。
國領二郎さんは経営と情報の分析で、先駆的な業績を上げた経済学者であり、日本の規制をめぐる問題も分析してきました。(ホームページ)
井上晃宏さんは、医師、薬剤師として活動し、医療問題をめぐる現場からの分析で人気のある、アゴラの寄稿者でもあります。(記事「医薬品はコンビニで素人が売れ」)
「言論アリーナ」では、アゴラ研究所に加えて、いくつかのシンクタンクが協力して映像番組を提供します。アゴラ研究所は、この「アリーナ」(集会場、劇場)を、視聴者の皆さんと共に政策を考え、社会を変える場に発展させていきます。
左から國領さん、池田さん