Jリーグマスコット総選挙から無理やり参院選を予想⁈ --- 選挙ドットコム

Jリーグマスコット総選挙の結果から無理やり参院選の獲得議席を予想してみた

ついにJリーグの2016年シーズンが開幕し、白熱した試合が各地で行われていますね!あなたの応援するチームの調子はいかがでしょうか?実力勝負のスポーツの世界。観ているとついつい力が入ってしまいます。ところで、サッカーオフシーズンにもう1つの戦いがあったことをご存知ですか?

……Jリーグマスコット総選挙です。

2月20日、ゼロックススーパーカップ2016と同時に行われたイベント『マスコット大集合』では、日産スタジアムにJ1・J2各チームのマスコットが集結しました。そのセンターの座を争い、ステージも性別も種族も関係なく、マスコットたちが票を獲得しに奔走していたのです!

ファンのツイートが全て!Jリーグマスコット総選挙

Jリーグマスコット総選挙 概要
投票期間:2016年1月26日~2月12日
投票ルール:
・Twitterで指定のハッシュタグ「#(マスコット名)Jマスコット総選挙」の付いたツイート→1票。
・指定ハッシュタグのついたツイートを公式RT→1票。
・1日に何度でも投稿可。ただし同一内容はNG

J1の18チーム・J2の20チームのマスコット(※2チームは不参加……)、そしてJリーグキングの計39人でガチンコ対決です。

Jリーグマスコット総選挙

ベストイレブンは以下の通りになりました。

1位:ベガッ太(ベガルタ仙台)

2位:ドロンパ(FC東京)

3位:サンチェ(サンフレッチェ広島)

4位:グランパスくん(名古屋グランパス)

5位:ドーレくん(コンサドーレ札幌)

6位:ヴィヴィくん(V・ファーレン長崎)

7位:ゼルビー(町田ゼルビア)

8位:マリノスケ(横浜F・マリノス)

9位:ディーオ(モンテディオ山形)

10位:ガンズくん(松本山雅FC)

11位:GAMBA BOY(ガンバ大阪)

ベガルタ仙台のマスコットキャラクターベガッ太くん、センターおめでとう!

マスコット総選挙から参院選の獲得議席を予想できないものか

選挙ドットコムはJリーグマスコット総選挙からヒントを得ました。既に第一弾の2016年参議院議員通常選挙の獲得議席予想を発表している選挙ドットコムですが、それが正しいかどうかは開票の時まで分かりません。

Jリーグの各チームは根強い地元のファンに支えられています。特にマスコットのことをTwitterでつぶやくような「ガチ勢」の行動には、地元の方々の熱意が現れるかも?Jリーグマスコットと言えど、実際に国民が手を動かして投票を行った総選挙。試しに計算してみました。

参議院選挙は選挙区制・比例代表制を採用しています。まずは先ほどのランキングを選挙区(県)に当てはめてみます。

1位:宮城県(2人区)

2位:東京都(12人区)

3位:広島県(4人区)

4位:愛知県(8人区)

5位:北海道(6人区)

6位:長崎県(2人区)

7位:東京都(12人区)

8位:神奈川県(8人区)

9位:山形県(1人区)

10位:長野県(1人区)

11位:大阪府(8人区)

1人区の県は長崎県と山形県の2つだけになりました。

1位のベガルタ仙台は熱心なサポーターが多いことで有名ですが、他にも比較的人口が多い都道府県のマスコットが有利なのでしょうか?シンプルに、前回の参院選で各選挙区においてどの党が議席を得たかを当てはめてみます。

宮城県:自民党、みんなの党

東京都:自民党(2)、公明党、共産党、無所属

広島県:自民党、民主党

愛知県:自民党、民主党、みんなの党

北海道:自民党、民主党

長崎県:自民党

東京都:自民党(2)、公明党、共産党、無所属

神奈川県:自民党、公明党、民主党、みんなの党

山形県:自民党

長野県:自民党、民主党

大阪府:自民党、公明党、共産党、日本維新の会

さらに、各政党ごとの獲得議席数に直してみます。

■連立与党計……17人(55%)
自民党:13人(42%)
公明党:4人(13%)

■野党……14人(45%)
民主党:6人(19%)
共産党:3人(10%)
みんなの党:3人(10%)
日本維新の会:1人(3%)
無所属:2人(6%)

この数字を円グラフにして、前回の参院選の結果と比べてみます。

前回の参議院選挙獲得議席との比較

しかし、みんなの党は解党してしまいました。日本維新の会も「維新の党」と「おおさか維新の会」になってしまいました。
みんなの党の議員3人は、無所属2人、日本を元気にする会1人に割り振ります。日本維新の会はより参議院議員の多い「維新の党」に割り振り、民主党と合流させてみます。

そして出来たグラフが、こちら!

Jリーグマスコット総選挙から参議院選挙を予測

このグラフから考察してみると、以下のことが述べられます。※あくまでもJリーグマスコット総選挙から無理やり算出したものです

・自民党が議席を減らす。内閣支持率の下落に伴ってのことか?各種スキャンダルが影響か?

・民主党と維新の党が合流した野党は前回参院選の民主党単体より支持率を落とす。党名公募って?

・固定票を持つ公明党と共産党の議席がともに増。全体の投票率が下がってしまった結果なのか!?

・日本を元気にする会は議席を獲得できそうだ!

・支持政党なしの浮動票が無所属議員や小さい勢力の各政党に流れ、多様な顔ぶれになる予感。

意外と現実味のあるグラフに仕上がった気がします。皆様もぜひ様々な切り口から参院選を予想してみてください。

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参考:Jリーグマスコット総選挙(http://www.jleague.jp/mascot/2016/mascot2016.html)

 
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選挙ドットコム編集部

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編集部より:この記事は、選挙ドットコム 2016年3月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は選挙ドットコムをご覧ください。